大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「SマジカルハロウィンTrick or Treat!」
2021.08.30 / 連載ついにSH@CK氏の新台ガチ分析データがWEBに登場!
SH@CKプレゼンツG@CHI評価
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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#206
今週の紹介機種は「SマジカルハロウィンTrick or Treat!」
9月19日導入開始予定
メーカー:ファイトクラブ
目標5,000台予定
新規則になってからPS共に緩和が続いており、2022年1月31日に向けて旧規則機からの転換期となる。現行の内規としてパチンコは「牙狼月虹」で性能を知らしめ、パチスロは本機のような“有利区間3000G”の6.2号機となっていく。本機を含め9月から6.2号機のリリースが開始されるが、10月機などでも前内規機種が多くあり、充足するには時間を要するが、「牙狼月虹」のように将来性を感じられる性能となることに大いに期待したい!
スペック
そんな本機はシリーズ同様にA+ART機となっている。それでは基本情報を確認しよう。
基本スペック | |||||
設定 |
BB合算 |
RB確率 |
ボーナス合算 |
ART確率 |
出率 |
設定1 |
1/324.4 |
1/356.2 |
1/169.8 |
1/370.0 |
97% |
設定2 |
1/321.3 |
1/352.3 |
1/168.0 |
1/365.6 |
98% |
設定3 |
1/318.1 |
1/348.6 |
1/166.3 |
1/353.6 |
100% |
設定4 |
1/312.1 |
1/341.3 |
1/163.0 |
1/330.9 |
103% |
設定5 |
1/309.1 |
1/337.8 |
1/161.4 |
1/303.8 |
105% |
設定6 |
1/306.2 |
1/334.4 |
1/159.8 |
1/285.7 |
107% |
通常・AT仕様 | |
50枚ベース |
約33.2G |
ART仕様 |
押し順・約1.0枚/G(ボーナス込み時1.7枚/G) |
ボーナス獲得枚数 |
赤7同色203枚・青7同色175枚・異色154枚・RB42枚 |
各種BB比率 |
赤7:青7:異色・1:1:1 |
RUSHタイプ |
SET管理型 |
RUSH契機 |
ボーナス当選時抽選・ボーナス中抽選・突入リプレイ入賞 |
RUSH仕様 |
30G+α |
RUSH期待枚数 |
約426枚 |
天井仕様 |
通常時333G消化でCZ |
上記の基本スペックよりシリーズ機同様で6号機では希少なリアルボーナス搭載のA+ART機となっている。
RUSHのメインフローは、ボーナス当選した時の状態によっての抽選となり、お馴染みの魔界や超高確率時のボーナス当選ではRUSH確定となる。
そして、その状態抽選もレア役の他に突如発生する『どこでもミッション!』による状態アップも搭載されている。天井の仕様となるRT周期333G消化時は、滞在している状態も抽選に反映されるため、本機では状態アップが重要なゲーム性となっている。
RUSHは基本30G1SETとなり、シリーズとは異なりSET完走型ではなく、ストックによる継続時もCZを経由せずにシームレスで継続する仕様となっている。ストックがない場合も突入リプレイの単純な6択ではなく、RUSH中に期待度を上昇させて挑むリアルゲージバトルにて最終ジャッジとなっている。
あらゆる契機にてSETストックの高確率やLOOPや大量ゲーム数などトリガーとなる特化ゾーンが多数搭載されており、2000枚到達にて2400枚の完走が確定し、低純増でもゲーム数制限により2400枚を阻まれることはない6.2号機の利点を生かした仕様となっている。そして、本機の有利区間は2400枚の到達に合わせてボーナス中に到達する場合は入賞前にリセットして、ボーナス中に新たなRUSH抽選を行う仕様となり、ART中での到達であっても突入リプレイさえ入賞出来ればリミットレスで継続可能となっているのだ!
演出
演出はシリーズを踏襲したスペックになるので、フローもほぼ同様。リーチ目などの出目演出も健在となる。シリーズ初となるカスタムにより任意でキャラ選択ができ、ナビカスタムも可能となる。もちろん楽曲も『Sana』の新曲も搭載されており、過去の全楽曲も搭載されている。シリーズの新作エピソードも搭載しており、RTCにより開放する要素もある。
ポイント
本機「SマジカルハロウィンToT」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』だ。
コンテンツは前々作の“5”がいまだ好評稼働中となっているので、シリーズ最新作という点の訴求程度で十分となるだろう。スペックの訴求については“6&7”などのシリーズ機が市場にはほぼ残っていない程度の実績となることから本機は“5”を踏襲している点をスペックと共に訴求することが効果的だろう。そして、6.2号機の内規により2400枚リミット到達のゲーム数による阻害はほぼない点と、リミットレス機能も搭載している点の訴求はするべきだろう。
6.2号機では、本機と9月上旬に「うしおととら」がリリース予定となっている。この2機種はRUSH中の出玉をリミットまで出し切るという1点の変更が、前内規から若干の仕様変更ですみ、最速で新内規としてリリースできることとなった。年末頃から6.2号機内規を本格的に活用した機種のリリースが予定されているので、“6.2号機”の市場イメージを少しでも良くすることが将来に活きることを考慮した遊技環境の整備には心掛けるべきだろう。