反社会的勢力とのつながりを免許交付の判断要件に/カジノ管理委員会

2021.04.05 / カジノ

4月2日、カジノ管理委員会はホームページに「カジノ事業等の規制について(資料)」を掲載、また意見募集(パブリックコメント)の実施についても掲載した。

2020年1月、内閣総理大臣の所轄の下に設置される合議制の行政委員会として設置されたカジノ管理委員会。4月に入り関連資料をホームページにアップするなど本格的に動き出している。

今回公表された規則案には、不正防止のために「主要株主や役員の反社会的勢力とのつながりの有無を免許交付の判断要件とする」ことや、「役員やディーラーなどの犯罪歴や破産歴を事前調査する」ことなどが盛り込まれている。

また「カジノ管理委員会関係特定複合観光施設区域整備法施行規則案」などについてはパブリックコメントも実施。そのなかでカジノで解禁されるテーブルゲームはバカラ、トゥエンティワン(ブラックジャック)、ポーカー、ルーレット、シックボー、クラップス、カジノウォー、マネーホイール、パイゴウの9種類に加えて電子ゲームが列記されている。

なおパブリックコメントの募集は令和3年の4月2日から令和3年の5月9日まで、電子政府の総合窓口(e-Gov)で行われる。

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