大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「S北斗の拳 宿命」
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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#180
今週の紹介機種は「S北斗の拳 宿命」
2月8日導入開始予定
メーカー:サミー
目標20,000台予定
6.1号機内規で期待されていた“/AT”によるベースカット機が、ついに続々とリリースされ始めた! その中には、業界屈指のメインコンテンツ『北斗シリーズ』最新作も含まれている。現在の内規や型式試験の状況では、とてもバランスがよく作り込まれた仕様となっており、歴代シリーズを踏襲した作りと合わせて、新市場の牽引役としての期待が高まる。
スペック
そんな本機はシリーズ久々のメインATのみの天井搭載機となっている。それでは基本情報を確認しよう。
基本スペック | |||
設定 | 初当り確率 | 出玉率 | C単価 |
① | 1/340.1 | 98.0% | 3.0円 |
② | 1/335.1 | 99.1% | 2.8円 |
③ | 1/315.3 | 100.7% | 2.6円 |
④ | 1/283.4 | 104.3% | 2.2円 |
⑤ | 1/243.0 | 109.0% | 1.8円 |
⑥ | 1/194.2 | 111.4% | 1.3円 |
通常・AT仕様 | |
50枚ベース | 約35.8G |
/ATペナルティ仕様 | RUSH期待枚数減少 |
AT純増 | 約2.8枚 |
AT仕様 | 押し順 |
RUSH仕様 | 青7:SET LOOP・赤7:枚数上乗せ |
RUSH期待枚数 | 青7:約400枚・赤7:約650枚 |
RUSH比率 | 青85%:赤15% |
天井仕様 | 800G |
基本スペックを見ると、ベースは5.5号機とほぼ同等となっており、純増は2.8枚と少なめ。このベースカット分と純増分を高い初当りへと還元した仕様だ。
シリーズ久々のレア役直撃をメインとしたフローで、ゲーム数に依存し過ぎない仕様に変わっている。RUSH終了後の有利区間引継ぎも、一部単発時を除いて通常区間へ移行する仕様となっているので、前作のように、状況により期待値が大きく変動することはない。
ベースを抑えた高めの出率と、抑えたベースのキツさを補填した作りだといえるだろう。
RUSHは突入時の“7”の色により大きくゲーム性が異なる。“青”のフローは前後半でパートが分かれており、前半パート15G~30G+αは後半バトルパート4Gへの期待値を上昇させるパートとなっている。“赤”のフローはレア役等での上乗せがメインとなっており、複数ある上乗せ特化ゾーンにより地繋ぎで出玉を伸ばす仕様だ。
演出
レア役による直撃抽選と、スラッシュナビによるCZ抽選が演出のメインとなっている。
今作はこれまでのシリーズの“チェリー”はリール上に存在しておらず、代わりに“トキ図柄”となっている。シリーズでいう“単チェ”が“トキ揃い”となっており、高確率中の出現でCZor直撃が確定する! 筐体上部にある“秘孔ギミック”は確定的な際に発生する。
ポイント
本機「S北斗の拳 宿命」の訴求ポイントはコンテンツ&スペックとなるだろう。
コンテンツは現市場ではシリーズ機「天昇」の残存率も高いものの、バラエティに近い扱いの店舗も多い。最新作である点を「天昇」とは異なるスペック訴求と共に行うべきだろう。スペックの訴求は「ATはメインRUSHオンリー!」「ゲーム数抽選は天井のみ!レア役抽選メイン!」といった、直近過去シリーズ作「新伝説」「天昇」での課題となった「CZ突破型のゴールの遠さ」や「消化ゲーム数に依存した毎レバーのレスポンスの低さ」を払拭した、「初代」「救世主」に近い仕様である点を中心に訴求する事が重要となる。
次世代機としてスマートパチスロが今冬予定で進行中だしている状況にあると耳にしているが、X-DAYとなる今年の11月30日には、6号機を中心とした営業に転換しなければならないということは認識しておく必要がある。そして、その中心とすべきは単価が一定数期待出来る/ATの6.1号機であり、これを業界総出で育成していく事がスロット市場の縮小を抑える事に繋がるだろう!