[連載:Twitterでは言えない話]ハップス鎌ヶ谷店のカメラマンぶーちゃん

2020.11.12 / 連載

第26回 ツイッター上にいるプチ有名人たちに聞く

Twitterでは言えない話

雑誌や動画などの媒体に所属していないただのアルバイトスタッフに、数千人のフォロワーがつく時代になってきた。ツイッター上でわざわざ本人が語らなそうなことを、第三者であるPiDEAが根掘り葉ほりする。(聞き手:PiDEA編集部コガワ @pideanaotoko1


ハップス鎌ヶ谷店の編集&撮影
ぶーちゃん(カメラマン)@boochan_kmrmn

 

今回の言えない話

「オカルト店長」を支えるクリエイター
次に作ってみたいP業界の〇〇とは…

PiDEA編集部(以下略編)|今回は「オカルト店長チャンネル」(YouTubeで登録者数10万人)で編集と撮影を担当しているぶーちゃんさんにお話をお伺いします。編集&撮影というのはこの連載を通して見てもやや珍しい肩書きですが……。

ぶーちゃん(以下略ぶ)|本当にチャンネルの編集とカメラマンをしています。もともと違う店舗でホールスタッフとして働いていたんですけど、編集とカメラをやってほしいと「オカルト店長」に言われて。「鎌ヶ谷店にカモン!」というそのときの店長の言葉がすごく印象に残っています。

|いきなりのスカウトというわけですね。戸惑ったりはしなかったのでしょうか。

|ちょっと悩みましたけど(笑)。でもほぼ即決という形でした。もともと物作りをすることが好きで、そういうのに関われたらいいなというのは思っていたんです。

|なにかバックグラウンドがありそうですね。

|専門学校で音楽を作ったりしていて、その延長で授業で動画制作をした経験がありました。今はもう専業の編集者のようになっています。……大丈夫ですか?YouTubeの話ばっかりしちゃってますけど、これってTwitterの企画ですよね?

|うっかりしてました。それではいつもどおり進めましょう。まずは、Twitterを始めたきっかけというのは…?

|あ、でもそれこそYouTubeと関係があることなんですよ。編集をしていると、どうしても動画としては出せない、カットしてしまうシーンというのがあって。そういった撮影の裏側、みたいなものをTwitterに投稿して、それを通じて「オカルト店長チャンネル」をもっといろんな人に知ってもらえないかなと思って始めました。

|YouTubeでよくある、「サブチャンネル」のような発想というわけですね。

|じつはその後サブチャンネルというものができてしまっておりまして(笑)。なので、今はまた使い方が少し変わってきています。最初私はカメラマンとしてチャンネルに参加していたんですけど、いわゆる「顔出し」はしてなかったんです。けれど、ある時期から動画にも顔を出して映るようになって、その時からはTwitterでも顔出しをしつつプライベートのこともつぶやくようになりました。

|するとまた、アカウントの方針は変わってきますよね。

|そうですね。そうやっていると次第に私自身のことに興味を持ってくれる人もできまして……(汗)。そういう方に向けて、「本日出勤してます!」とか、コミュニケーションツールとしても活用しています。

|最近は好きなスタッフさんにい会いに行く、というのもお客さんの来店のひとつのモチベーションになっていると聞いています。ぶーちゃんさんにもそうした「ファン」がいらっしゃると思うのですが、レベルでいうとどのくらいいらっしゃるんでしょうか?

|レベルですか!? そんなすごいいっぱいいらっしゃるって感じじゃなくて、まあ、ちょこちょこ、ですね。レベル1ぐらいだと思います(汗)。

|お客さんだけではなく、他法人の方ともTwitterを通した絡みがありますよね。

|「オカルト店長チャンネル」の動画に出演してくれた方と、それがきっかけで友達みたいに仲良くなっていく、というのが多いです。基本的に私自身がすごく人見知りで、Twitter上で仲良くなるとかがあまり得意じゃないんです。もちろんオンラインで話しかけてくれたらすごく嬉しいんですけど、自分から絡みに行くってなると、……毎回勇気を振り絞っています(笑)。

|なるほど。ここは共感できる読者の方も多いのではないでしょうか。……最後に、Twitterやその他メディアを通して、これからチャレンジしたいことがあれば教えてください。

|いま、すごくTwitter上で頑張っている女の子が業界にたくさんいるじゃないですか。せっかくTwitterで仲良くなった人が増えたので、コミュニケーション力を振り絞って女子会みたいなものを企画してみたいです。

|具体的に会ってみたい方のお名前は?

|今気になってる方は、マルハンさんのともちんさんとアムズさんのまゆちゃんです。2人ともすごいコメントくださって。……コメントもらえると気になるじゃないですか(笑)。

|女子会くらいならすぐにでも実現しそうですね。なんなら年内とかでも。

|できますかね……。あとは、こっちは年内じゃ無理だと思うんですけど…、カメラマンとして、業界で頑張ってる、すごい活躍している女の子たちのフォトブックを作ってみたいです。

|フォトブックの制作ですか。やっぱり、裏方というかクリエイターであるという意識でいらっしゃるんですね。

|そうですね。あんまり自分が前に出たいってタイプじゃなくて。……でも、ちょっと矛盾しているんですけど、自分が作ったものは「見てくれ!」という気持ちはあるんですよ。「これは私が作ったんですよ!」というのをアピールしたい。それも、Twitterをやっている大きな理由なのかもしれないですね。

普段の編集作業風景がこちら。「もともと物作りをするのは好き」だそう。

 


取材を終えて……

ホール事務室の一角に編集用のデスクを構えて作業に勤しんでいたぶーちゃんさん。
1本の動画の完成までにはだいたいまるまる24時間くらいの作業時間がかかるとか。お仕事中お邪魔いたしました。

ホールスタッフのSNS活動が増えている今、フォトブックは業界的全体を盛り上げる素晴らしい企画だと思います。その実現を、PiDEAとしても一個人としても応援しております。

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