「災害時における支援協力に関する協定」の締結/広島県遊協

2020.06.16 / 組合・行政

6月12日、広島県遊協は広島県と「災害時における支援協力に関する協定」の締結式を行った。この協定により広島県は、「災害応急対策要員の活動拠点場所」「災害応急対策車両の一時集結場所」「防災資機材、支援物資等の一時保管場所」などの用途に、広島県遊協の組合員の管理する施設(総数:230施設)の提供を依頼することとなった。

過去にも広島県のパチンコホールは、災害時に店舗の駐車場を消防や警察に提供するという協力の取り組みを行っていた。

湯﨑英彦広島県知事は「災害が発生した場合に、迅速かつ円滑に応急対策を行う上で、(広島県遊協)組合員の皆様に、災害時における施設の提供に御協力いただけることは、災害応急復旧に携わる者にとって、大変心強いものと考えております」と述べた。

また、延川章喜広島県遊協理事長は「不幸にも自然災害が発生した場合には、明文化されていなくても、できる限りの協力を行っていくことが、人として当然でありますが、今回、この協力について、県知事と文書による協定を締結することで、改めて県内全体のホールにおいて、災害対策へ取り組んで行くことを、組合員全員で共通認識を持ったわけであります」と語った。

 

広島県遊協, 災害支援, 災害応急対策に関する支援協定