[コロナ]立花孝志氏の動画を勝手に要約した

2020.04.23 / 新型コロナ

4月22日、NHKから国民を守る党代表の立花孝志氏は、自身が運営するYouTubeチャンネルで、「コロナを止めるなら電車を止めろ!休業しないパチンコ店名を国が公表するのなら私がそのパチンコ店に行きます!」というタイトルで動画を配信した。

元パチプロという経歴を持つ氏がどのような内容を語ったのか、パチンコ業界人であれば興味はあるところだろうが動画の尺が47分あるため当編集部が勝手に要約させていただく。


動画の冒頭では、立花孝志氏が追いかけている3つの問題(コロナウイルス問題・NHK問題・森友学園問題)から口火を切る。

「NHK問題だけやっておけというが、政治というのはすべてつながっている(割愛)世の中の情報というのは一方向から見ていてはダメ」という。曰く、コロナ感染拡大が防げるならそれに越したことはない。感染を止めるなら電車を止めて経済を止めれば止めることができる。しかし、それをするとコロナ以外の病気や自殺者、犯罪が増えてしまうのだという。

こうした切り口で話しを始め、「パチンコ」という単語が出てくるのが動画(15:27)のシーンだ。

「〜今自粛しろと言っている人たちは、この国の権力者(政治家・公務員・裁判官)なんです。この国のバカな国民どもはね、この権力者に従うんですよ。自粛しろって。自粛するんだったら金よこせでしょう?」

と、コロナ禍の一方的な自粛ムードに対して喝を唱える流れで、話はパチンコへ。

「何の過ちもないパチンコ店、パチンコ店が何かしましたって話ですよ。パチンコ屋さんに対して営業を自粛するように要請をする国や西村(再生相)さんっていう大臣とか、小池百合子(都知事)さんとか」

「この国の政治家はもう言っていることがワケ分からないですよ。パチンコ屋にお願いしますって言っているんでしょ。『休んでください。5月6日まで休業をお願いします』って。でもパチンコ屋さんは嫌だって言ったんですよ。そしたら今度、この国の政治家が何をするかって言ったら、パチンコ屋さんの名前をね公表するって言っているんですよ。これ脅迫以外の何でもないでしょう?」

「あのね、営業やめてくれっていうんだったらね営業の保証をするのが当然でしょう。1店舗に50万円? パチンコ屋さんが1カ月休んで50万円保証されてどうするんですか。だからパチンコ屋さんは『要請だから分かりました。でも我々も仕事で従業員を守らないといけないから営業をします』と言っているだけのことでしょ」

全面的なパチンコの擁護というよりは、あくまで政府の対応について「おかしくないか?」と苦言を呈し、自粛ムードに対しても、一方的な物の見方ではなく「もう少し合理的に考えようよ」と視聴者に促している。この他にも(21:10)のシーンでは、パチンコ店が3密に該当するかどうかについて言及。台間のアクリルボードや1台ずつの間引き営業を出し、「パチンコ店は3密ではないですよ」と断言。

また、しばらく間があいた(37:00)の部分では、政府の民間事業者への保証の流れから再びパチンコの話へ。

「国民にそれ(保証)を配ることをせずに(政治家・公務員・裁判官が)『緊急事態ですから休んでください。お願いします。何? パチンコ店? 俺たちの言うこと聞かない? よし晒し者にしてやれ』といって晒し者にするわけですよ」

「僕はね、店名を晒されたパチンコ店を、僕最近パチンコ全然しないですよ、面白くないから。パチンコに行きたいと全然思わないですけど、これね、国や東京都によって店名を晒されたパチンコ店とゲームセンターがあるんだったら、僕行きますよそこに。行ってね、僕がそこで堂々と撮影して今から入店してパチンコ打ってきますって動画つくりますよ。だってね、休めっていうんだったら保証してやれよ」

……と。このところ、社会全体が自粛を強要し合う雰囲気が先行しており、そうした風潮の中ではパチンコ店は格好のターゲットになってしまう。休業により感染拡大防止に協力することは素晴らしいことではあるが、営業を続ける事業者をバッシングしていい権利は誰にもないはずだ。これはパチンコ業界だけに限った話ではない。

立花氏の話はパチンコの部分以外にも世の中の原理原則を突いた内容が多く、頷ける部分もある。ご興味のある方は、ぜひ動画で確認されたい。

NHKから国民を守る党, 立花孝志, YouTube