新規則機メイン降臨「10カウントチャージ絶狼」超速リポート

2020.02.26

パチンコのトレンドは「出玉スピード」!?

プレーヤーの遊技時間短縮が進んだからか、それとも大当りラウンドが最大10ラウンドになった影響か。新規則機時代において、1/319のハイミドル機は、「出玉スピード」を誇る機種が台頭してきた。「Pぱちんこ必殺仕置人」(京楽)を皮切りに、「Pぱちんこウルトラ6兄弟」や「Pビッグドリーム激神」など、各メーカーから高継続かつ出玉スピードをアピールする機種が複数リリースされた。

これらの機種は一定の支持は得られているものの、ホールを支えるミドルの柱(看板機種)には成り得ていないのが現状だ。もっと踏み込んで言えば、ユーザーの遊技意欲をガッチリ掴んでいる旧規則機「ぱちんこCR真・北斗無双」(以下:北斗無双)や「CR真・花の慶次2漆黒の衝撃」(以下:慶次漆黒)の牙城を崩すまでには至れていない。 しかし、これらメイン機種となっている「北斗無双」や「慶次漆黒」の設置期限は1年も無い状況である。早急に入れ替え計画を立てたいところだが、旧規則機ファンがこぞって遊技するような強烈なインパクトを持った機種が登場していない。 そんな中で、PiDEA編集部は、圧倒的出玉スピードを武器にした〝トンデモ〟スペックの新機種が登場する情報をキャッチした。

それがサンセイアールアンドディから登場予定の「P10カウントチャージ絶狼」である。「もう『無双』がなくても大丈夫」と思わせるほどに突き詰められた出玉スピードは圧巻のひとこと。さっそく、独自に入手した本機の性能を紹介していきたい。

大当り出玉払い出し中に次の大当り開始!?

「P10カウントチャージ絶狼」。機種名をご覧いただければわかる通り、過去に同社からリリースされた時短1回+保留1個の1種2種混合機「P GOD EATER」の10カウントチャージと同様の仕組みを搭載したハイミドル機である。まずはスペックからみてみよう。

本機は確変突入率約54.5%、継続率約77%、右打ち時の大当りはすべて10R(払い出し1500個)という1種2種混合機となっている。「P GOD EATER」と同様に2変動で確変の継続をジャッジする圧倒的スピードに加えて、「捕喰装置」を搭載しているため、大当り消化にストレスがなく、右打ち時の大当りはすべて約1420個得られる仕様となっている。そのため連チャンがはじまれば、大当り出玉払い出し中に次の大当りがはじまる。いわゆる「出っ放し」の状況になるほど。この仕様で時速約35000個という圧倒的スピードを実現しているのである。

現存するハイミドル機の中でも秀逸なスペック

編集部が独自で調査した主要ハイミドル機と「絶狼」の性能(平均最大MY)比較表が下記である。

旧規則機の「北斗無双」は平均最大MY約19500個、「慶次漆黒」は約17500個。直近で人気の新規則機「P花の慶次〜蓮」は約16000個、「Pウルトラ6兄弟」は約18500個となっている。一方の「10カウントチャージ絶狼」は平均最大MYは約19000個となっており、「無双」に次ぐ出玉性能を誇る。また、出玉スピード面で比較すると「北斗無双」が時速約21800個、「慶次漆黒」が時速約20200個である。一方の「絶狼」は約35000個と、旧規則機とはるかに凌駕する性能だ。さらに本機は2変動の1種2種混合機なので、1セットの平均大当り消化時間は(大当り時間+次回大当りまでの時間)2.5分と他機種よりも圧倒的に短い(※北斗無双は平均で4.2分)。このため22時以降に当たっても万発は余裕で狙える。仕事帰りのサラリーマンがひと勝負したくなるほどのスピード感を持っていることがわかるだろう。

マジで異次元の遊技感覚! 10カウントチャージの速さを体感!

最後に本機を実戦したデータの一部を抜粋して掲載しよう。

ご覧の通り、およそ16分24秒ほどで約10000発獲得である。右打ち時の「10カウントバトル」はいくつかの演出分岐があり、突入時のボタンプッシュで大当りを告知する「0秒大当り」の場合は約40秒。一番遅いバトル敗北からの復活演出の場合でも80秒弱で大当りにつながる。大当り前の演出変動と大当り消化の所用時間合計は平均で約150秒である。そのスピードで継続率77%+オール1500個大当りとなるのだ。大当り出玉払い出し中に次の大当りがはじまる「出っ放し」もあながち言い過ぎではないことがわかるだろう。各台計数機ではないホールの場合だと、「絶狼」コーナーに張り付く専用スタッフが必要になるかもしれない。

旧規則機の「北斗無双」や「慶次漆黒」とほぼ遜色ない出玉性能の本機。加えてこの圧倒的な出玉スピードは、パチンコ歴25年以上の筆者も感じたことがないほどの興奮を覚える。間違いなくパチンコユーザーの遊技意欲を刺激するはず。出玉性能で敬遠されがちの新規則機ハイミドルにおいて、本機はメイン(看板機種)として、旧規則機ファンの受け皿になり得る。そう断言したくなる異次元の遊技感覚だ。まずは実際に試打してみて、この出玉スピードの凄さを体感していただきたい。

 

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