5号機規制「知っている」ユーザー57%

2014.09.30 / ホール

9月22日から26日にかけてPiDEA編集部は都内の複数ホールでパチスロユーザー100人にアンケートを実施。5号機規制について「知っている」と回答したユーザーは57人だったことが分かった(「知らない」と答えたユーザーは43人)。

「5号機規制」とは既報のとおり、保通協による型式試験の内で「出玉率試験の変更」を中心とするパチスロ規制で(他には「役物作動(ボーナス)時の出玉率が通常時よりも下がるもの」「客に不利益となる指示機能を有するもの」「客が遊技の結果を誤認するおそれのある演出」も規制の対象)、今後は高純増パチスロ機がつくれない可能性が高い。高純増機がパチスロ人気を支えている現状を鑑みると、多くのホールは危機感を感じているようで、一報が伝えられた8月下旬は中古機市場で「ハーデス」などが一時高騰している。一方で、ユーザーはどう思っているのか。

上述したアンケートで、「今後高純増のAT機、ART機が出なくなってもパチスロを打ちますか」の質問に「打つ」と回答したのは68人、「打たない」と回答したのは29人だった。また「打つ」と回答した中で、(以下複数回答)「パチンコに乗り換える」と回答したのは5人、「Aタイプに乗り換える」が15人、「ARTを打ち続ける」が40人、「A+ARTを打つ」が30人となった。

アンケートに答えてくれたユーザーの一人は言う。「一撃狙いで何万円も突っ込む高純増機ばかりではバランスが悪いし、素人には分かりにくいパチスロが多いのも事実。でも、そんな台が好まれているわけですから、ユーザーは減るんじゃないでしょうか。ボクも高純増機がなくなったら打たなくなると思います」

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