電力使用量が前年比マイナス16%/P-ZONE

2015.08.31 / ホール

8月30日、九州でパチンコ店20店舗を展開するパラダイスグループ(屋号:P-ZONE)は、平成26年度のエネルギー総使用量を前年比で16.1%削減し、5年平均で8.9%の削減を達成したとプレスリリースで発表した。

パラダイスグループは、平成22年に省エネルギー法が改正されたのを機に総力を上げて節電に取り組んできた。従業員の節電に対する意識改革から始まり、不要照明の消灯、空調デマンド制御による最大使用量の削減、電気使用量の見える化などを導入。中でも平成26年に13店舗で導入したLED照明の効果は大きく、導入前の電力総使用量7,600kL(原油換算値)から導入後は6,374kLまで減少し、前年比16.1%の削減を達成した。

同社では「グリーンボールプロジェクト」という「地球単位で考える」をモットーにしたエコ活動を展開し、節電への取り組みと並行して太陽光発電事業にも進出している。P-ZONE筑紫野店(福岡県)、P-ZONE諫早店(長崎県)、P-ZONE神崎店(佐賀県)の屋上などに太陽光発電システムを設置。加えて、今年3月には長崎県西海市に4万5000平米のメガソーラー発電所を竣工した。これらによる年間発電量は4.4メガワットとなり一般家庭約1200帯分の消費電力を生み出すなど、積極的にエコ活動を行っている。

P-ZONE, パラダイスグループ, 節電