長谷川穂積再起第二戦は判定勝利／サンセイ協賛

12月11日、サンセイアールアンドディが協賛する真正ボクシングジムは、主催する興行「REAL SPIRITS Vol.48」を神戸市立中央体育館で行った。

今回のメインイベントは、元WBC世界バンタム＆フェザー級王者であり、現WBC世界フェザー級8位・IBF世界同級15位の長谷川穂積の再起第2戦。長谷川は今年5月の復帰戦勝利後、7カ月の時を経て、WBC世界スーパーバンタム級9位のカルロス・ルイス（メキシコ）と対戦した。

試合は序盤、ディフェンスからのカウンターで勝負する長谷川と、連打でディフェンスをこじあけようとするカルロスの攻防が続く。3ラウンド、5ラウンド目に長谷川はダウンを取られ、劣勢に立たされるが、ダウン後もディフェンスに徹して体勢を立て直した。中盤以降はジャブ、ボディへのストレートを決めてポイントを積み重ね、3-0の判定で長谷川が逆転勝利を果たした。

長谷川は試合後のインタビューで、「これが今の僕の実力です。思うような試合ができなかった。ゆっくり休んで、試合を振り返りたいです。今回は圧倒的な内容で勝てると思っていたのですが、自分で自分を裏切ってしまった。今後のこともゆっくり考えたいと思います」とコメントした。

また、メインイベントなどのラウンドガールを務めたサンセイガールズの史織は、「（長谷川選手が）ダウンを取られてしまってハラハラしましたが、勝って本当に良かったです。これからも応援していきたいです」と語った。