釘問題は改善みられず/全日遊連

2015.07.23 / ホール

7月22日、全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長/全日遊連)は第一ホテル東京で全国理事会の開催および定例記者会見を行った。この日の理事会では2つの決議事項と9つの報告事項を発表した。

決議事項では、8年4カ月事務局長を務めた西俊文氏が退任を発表。それにともない8月1日から同組合調査役を務めていた渡邉浩氏が後任を務めることになる。西事務局長は今後について「大好きなパチンコ三昧の生活を送りたい。リカバリーサポートネットワークにお世話にならない程度に」とジョークを交えてあいさつを述べた。

また、日工組や日電協との定期連絡協議会の開催結果について報告があった。日工組には、①過度なフラッシュ演出などの抑制要望し、②遊技機不具合の場合の対処方法、③釘問題に対しての意見交換などについて協議した。日電協に対しては、「最近のパチスロ機について不具合が多いため、ガイドラインを作り、各社の対応を統一してほしいとの要望を提出した」と報告があった。

大野春光副理事長はホールの釘問題の改善状況について「数字データは見ています。機構の言う通り改善は見られない」と現状について厳しく指摘した。

写真1枚目は、左から片山晴雄専務理事、阿部恭久理事長、大野春光副理事長。
写真2枚目は、左が西俊文事務局長、右が新事務局長の渡邉浩氏。

全日本遊技事業協同組合連合会, 定例記者会見