迅速な急患者への救命対応で感謝状を受賞/善都

2016.11.30 / ホール

11月30日、パチンコホール「ZENT」を運営する株式会社善都は、9月に発生した急患者トラブルに対し、迅速かつ的確な救命措置を行ったとして、名古屋市北消防本署より感謝状を受領したとリリースで発表した。

トラブルが発生したのは2016年9月4日。ZENT名古屋北店で遊技をしていた客の一人が心肺停止に陥った際、AEDを使用して心臓マッサージを行った。

11月29日に行われた「感謝状贈呈式」で、名古屋市北消防署長 消防監の坂野優氏は、「会社を挙げた日頃の救急救命訓練、ならびに人材教育の賜物である。更に(善都)は大規模災害時の支援協力に関する覚書も締結しており、(善都に対する)地域の期待値は高い。これからも安心で安全な地域環境づくりに貢献してもらいたい」とコメントした。

また、同社代表取締役社長の都筑善雄氏は、「名古屋北店はお陰様で月間延べ20万人、年間にして約240万人のお客様に出入していただいている。全国一集客数のあるアミューズメントホールとして、設備面だけでなく従業員一人ひとりが危機管理に対する意識を更に高め、万が一に備えていく」とリリースで発表している。

贈呈式には、代表取締役社長・都筑善雄氏、常務取締役・都筑晶裕氏、ZENT名古屋北店 店長・松下翔太郎氏、副店長・西山征児氏、スタッフ・太田智晴氏、スタッフ・波多野智基氏が出席した。

救命措置時の状況(リリースより引用)
①2016年9月4日(日)19時12分頃、隣のお客様が異変に気付き、スタッフを呼び出す。(ここでスタッフからインカムが入る)
②波多野(ZENT名古屋北店スタッフ)が現場に駆け付け、呼びかけをするも反応が無かった為、救急車を要請。
③要請を受け、西山(同店副店長)が119番通報。
④松下(同店店長)と太田(同店スタッフ)も現場に到着し、3名で要救護者を椅子から降ろし、仰向けの状態にして再度呼びかけを行うも反応が無い為、AEDを準備し、松下が心臓マッサージを開始。
⑤AEDより使用の合図が出た為、1回使用し、心臓マッサージを継続。
⑥19時20分頃に北消防署より救急隊員3名が到着。
⑦救急隊員が10分程処置をし、病院へ搬送。

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