迅速な人命救助で感謝状を受領/(株)善都

2016.01.18 / ホール

1月13日、株式会社善都(屋号:ZENT)は、遊技中に卒倒した遊技客を迅速かつ的確な救命措置を行った件で、稲沢市消防本部から感謝状を受領した。「感謝状贈呈式」は稲沢市消防本部2階消防長室で行われた。

一連の流れはこうだ。昨年12月8日17時6分頃、ZENT稲沢店で遊技をしていた40代の男性客が椅子に座った状態で意識不明となる。隣りに座っていた客が異変に気付きスタッフを呼び出す。同店主任の柴田康臣氏が現場に駆けつけ、直ちに心臓マッサージを実施、同時に救急車を要請。その後店長の谷口隆彦氏と副店長の岡本洋介氏が現場に到着し、AEDを起動させ使用する。AEDの指示に従い、救急隊到着まで計3回の電気ショックと心肺蘇生を継続。17時19分頃、救急隊が到着し男性客は稲沢市民病院へ搬送された。12月13日18時頃、男性客の家族から意識が戻ったと連絡を受けたという。意識が戻った日時は不明とのこと。

感謝状の贈呈式では、稲沢市消防本部消防長の石黒秀治氏が「日ごろのAED訓練が倒れた人の命を救った。社員教育のたまものであり、引き続き市民の安心安全のために尽力いただきたい」と同店スタッフの行動を讃えた。また、善都代表取締役の都筑善雄氏は「本社や全23店舗で合計25箇所にAEDを設置し、全スタッフがAED講習を受講して使用できる体制を整えている。今回、お客様が命を取り留めたことがうれしい」と本件に対してコメントをした。

善都では2005年から店舗にAED設置を開始し、現在では全店設置が完了している。全スタッフ入社時には普通救命講習(AED講習)の受講を必須とするなど救命活動に取り組んでいる。同社の取り組みには惜しみない賞賛を送りたい。

写真1は感謝状を受けた(左から)都筑善雄代表取締役社長、都筑晶裕常務取締役、ZENT稲沢店谷口隆彦店長、岡本洋介副店長ら
写真2はZENT稲沢店の外観
写真3はZENT稲沢店に設置されているAED

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