設定付役物「藤丸くん」登場／藤商事

11月2日、藤商事はパチンコ新機種「PA地獄少女 宵伽 きくりの地獄祭り設定付」と「P藤丸くん30min設定付」のプレス発表会を東京支店で開催した。

「PA地獄少女 宵伽 きくりの地獄祭り設定付」は、2016年に登場した突破型の甘デジタイプ「CR地獄少女 弐 きくりの地獄祭り」の後継機。大当り確率は3段階設定で1/73.6(設定1)～64.8(設定6)、確変は小当りRUSH付きのV-STタイプで、初当り後の30 or 50回転の「前夜祭」中の大当りで電サポ100回転「真お祭りRUSH」に突入。さらに「無幻RUSH」へ突入すれば小当りRUSH状態になる。きくりらしいお祭り演出は前作を継承しつつ、枠上部のお祭りリールや打ち上げ花火レバーといった専用デバイスも搭載されている。

藤商事のマスコットキャラクターをフィーチャーした「P藤丸くん30min設定付」は、役物による振り分けを搭載しているのが特徴。左肩のヘソ入賞→ミニまるくんの振り分け→回転体振り分けを経て藤丸ルーレットが始動し、一番右が点灯すればVチャレンジアタッカーが開放。その後、クルーンを経由し藤丸VキャッチでVに入賞すれば大当りというのがゲームの流れ。出玉の異なる「P藤丸くん30minFF設定付」と「P藤丸くん30min4000FGZ設定付」の2スペックが用意され、FFは約659個×5セット、FGZは約1499個×3セット。確率は2段階設定で、FFは直撃確率が1/319(設定1)・1/78(設定6)で小当り確率(藤丸ルーレット)は1/8.2、FGZは直撃確率が1/319(設定1)・1/150(設定6)で小当り確率1/11.6。設定6はエキストラ設定としての活用が想定されている。

発表会で営業本部の中村敏幸本部長は「PA地獄少女 宵伽 きくりの地獄祭り設定付は、好評をいただいた前作の良い部分を継承し、さらにお祭りの華やかさをアップさせています。P藤丸くん30min設定付は新たな枠組みのなかで、新たな市場の開拓をテーマにした商品です」と、それぞれのコンセプトを説明。また開発本部の久世壮平副本部長からは「P藤丸くん30min設定付」について、「日工組の有志によって、新規開拓を目的として、短時間で遊べて安定した出玉が獲得できる、パチンコ本来の玉の動きを楽しんでいただける機種開発を目指して立ち上げられたハヤブサプロジェクトの第1弾になります」と開発の目的が紹介され、「役パチシリーズ第1弾として、自信作になると考えています。多種多様な遊技機を、今後も日工組として、また藤商事として開発していきます」と役パチを中心に多彩な機種の開発を進めていくことが語られた。

導入日は「PA地獄少女 宵伽 きくりの地獄祭り設定付」が12月、「P藤丸くん30min設定付」が来年1月を予定。

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