第8回遊技産業マネジメント・カレッジ開催

2014.11.28 / ホール

11月20と21日、一般社団法人日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長/日遊協)の人材教育委員会は「遊技産業マネジメント・カレッジ」を東京・中央区の晴海グランドホテルで開催した。

同カレッジは若手業界人の育成を目的に毎年開催されているもので、著名人による講演のほか、毎回テーマを設定したグループワーキングを実践し、具体的施策をプレゼンテーションする機会を設けている。

今年のグループワークのテーマは「新規ユーザー獲得へのチャレンジ〜ターゲット2020年・20歳〜」と設定。参加者を1〜6人単位で9班(A〜H班)に別け、それぞれのグループから、施策案・コンセプト・市場分析・実行案・予算見積りの観点でプレゼンテーションが行われた。

参加者全員で各案を採点評価を行い、獲得点数を最も多く得て〝金賞〟に輝いたのはH班の「20歳が参加したくなる遊技産業について」。同案は20歳を1度はホールに来店経験を得てもらうというもので、パチンコという名称から連想する現在のマイナスイメージを払拭すべく、大胆な業界のイメチェン施策を打ち出す内容となっている。

金賞を得たH班のリーダーを務めたプローバの河原氏は受賞を喜びつつ「普段は同業者のホール、メーカー、販社と個別に話す事はあっても、同じ目的で議論をする機会はない。未来を見据えた貴重な体験ができたと感じている」と感想を述べた。

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