教えてくれるホールコンX【カイ】とは?/ダイコク電機展示会

2019.05.22

5月22日、ダイコク電機は「MIRAIGATE2019 新製品発表会」を福岡県のホテルニューオータニ博多で開催した。この日を皮切りに、28日・29日に東京会場(TKPガーデンシティ品川)、6月4日・5日に大阪会場(スイスホテル南海大阪)、7月2日に名古屋会場(名古屋東急ホテル)でそれぞれ開催される。

今年の目玉となったのは、同社CⅡ発表以来12年ぶりとなる最新ホールコンピューターの「X【カイ】」の発表だ。業界随一のビッグデータを自負するSISと独自開発によるAIを組み合わせたことで、今まで「使うもの」だったコンピューターの概念を覆し、「教えてくれる」コンピューターとして満を持してリリースとなった。

AIがデータを自動分析し、必要な情報を教えてくれる「オートコンサル機能」や、関連するデータがサブウィンドウで自動表示される機能を搭載し、インターフェースを含めたフルモデルチェンジとなった

この関連するサブウィンドウは、週間稼動データ、貢献(週・累計台粗利)、PPMシェア、玉粗利要素分析、粗利着地予測(シミュレーション)、スタート分析などが表示されることで、CⅡに比べて多角的な分析をしやすくなっている

顔認証システムを駆使したFan-SISや、商圏分析機能のMarket-SISといったさまざまなサービスを包括するX【カイ】は、これまでダイコク電機が取り組んできた技術の結晶といえよう。

 

また同会場で行われたSISセミナーは、①パチスロ6号機(特にRe:ゼロの)モード活用分析、②貸しメダル・玉料金引き上げのポイント、③設定付パチンコでの設定戦略の推奨などが講演された。6号機や設定付パチンコの現在地点をデータで説明したり、さらにこれからどうあるべきかといった内容が75分間に凝縮され、非常に濃い内容となった。

セミナーも新製品も、発表会はまだ続くので会場に足を運び、その目で確かめてほしい。

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