宮城県遊協と宮城県が災害時協定を結ぶ

2014.04.30 / ホール

3月24日、河北新報は宮城県は県内のパチンコ店運営企業97社でつくる宮城県遊技業協同組合(竹田隆理事長)と災害時支援協定を結んだと報じている。

報道によると、県が進める災害発生時の緊急車両の一時集結場所等確保に協力し、組合は災害発生時、一時集結場所として駐車場を提供できる店舗の情報などを県に伝えるという。

また組合は、一時集結場所の提供のほか(1)救助に当たるヘリコプターの駐機場(2)救助活動の拠点(3)支援物資や資機材の一時保管場所-として利用可能な店舗駐車場や保有施設の情報をとりまとめ提供する。津波防災対策では、避難場所に活用できる沿岸地域の店舗情報を事前に集約する。大規模災害時は公共交通網が途絶することを想定し、各店舗で帰宅困難者らに飲料水を配ったり、トイレの貸出支援も実施する。

 組合加盟の191店舗のうち、広大な駐車場を併設する店舗は多く、県の担当者は災害時活用に大きく期待していると話している。

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