完全分煙へ向けての施策を公開/ダイナム

2020.01.16 / ホール

1月15日、ホール大手のダイナムは「2020 完全分煙化プロジェクト」のプレス発表会を東京・千代田区のトラストシティ・カンファレンス・丸の内で開催した。

発表会は代表取締役社長の藤本達司氏による...

1月15日、ホール大手のダイナムは「2020 完全分煙化プロジェクト」のプレス発表会を東京・千代田区のトラストシティ・カンファレンス・丸の内で開催した。

発表会は代表取締役社長の藤本達司氏による「ダイナムは全店舗で分煙を展開し、受動喫煙のない健康的なホールを提供することを宣言します」というダイナム完全分煙化宣言で開始。続けて藤本氏からは今回の発表会の目的が語られた。


2020年4月に改正健康増進法が全面施行されます。
既に実施されている公共施設に加え飲食業やホテルも原則禁煙になり、我々のパチンコホールも同様です。本法の趣旨は望まない受動喫煙をなくすということで、一般社会と共存していくうえで本法の趣旨を満たすため、ダイナムでは全店舗分煙を実施していきます。

施行に伴う経過措置のなかでは過熱式たばこを吸いながら遊技することもフロア分煙という形で可能ですが、現在も安全性が担保されていない以上、ダイナムでは過熱式たばこも含めて受動喫煙を不可といたします。
パチンコユーザーの約半数が喫煙をしている現状から、禁煙化に不安を覚えるホールも多いと思います。しかし喫煙率が減少を続けるなか、喫煙可能という形態が多くの非喫煙者、見込み客を遊技から遠ざけている可能性もあるのではないでしょうか。

なにより社会からの要請が改正健康増進法であり、業界では足並みを揃えて主旨に沿った対策をとるべきだと考えています。ダイナムが先行分煙を実施し、その情報を公開することは、業界の皆様とともに安全・安心なパチンコを作っていきたいという思いと、多くの皆様にパチンコ店は変わるんだというメッセージを伝えたいと思っている。

ー 藤本氏


「パチンコ×健康」をテーマにしたトークセッションには、藤本氏に加えプロスカッシュプレイヤーの松井千夏さんと杉本梨沙さんがゲストとして登壇。

両氏ともパチンコで遊んだことはなく、「大きな音や煙など、ホールには入りにくいイメージがあります。分煙化でタバコの煙がなくなることで、行きやすくなると思います(杉本さん)」、「私もそう思います。朝から並んでチャレンジしてみたいと思います(松井さん)」と分煙によって行きやすくなるのでは、というやりとりも。

また4月からの改正健康増進法施行についてパチンコホールが分煙化されることについて、ダイナムで広報として働いている杉本さんは知っていたものの、松井さんは知らなかったとのこと。これに関し藤本氏は「社会の認知はまだまだ進んでいないところがあり、ダイナムとしての反省点」とコメントし、結びつくように今回の発表会を開催したとしている。

最後に健康について松井さんから「1日は24時間しかありませんが、25時間、26時間分の価値のある使い方をできるようにしていきたいです」、杉本さんからは「海外でも栄養バランスを考えながら、日本と同じような食事ができるようにしています」と語られた。

その後、取締役(設備・施設担当役員)の川野創平氏から「臭気減少実験でわかった設備・施設対策」、取締役(営業担当役員)の松岡大成氏から「分煙化による客層の変化とは」として、ダイナムの店舗で行なわれた先行実験のデータが紹介された。

「臭気減少実験でわかった設備・施設対策」
まずダイナムの喫煙ルームの標準仕様が紹介され、店員9名で250万円程度のコストが必要になるとしている。利用状況では平均値として店内の喫煙ルームが1.5%(総客数のうち、喫煙ルーム利用者の割合)、店外の喫煙所込みで1.9%、またピークタイムでは店内のみが7.6%、店外込みで8.0%と、日遊協が目安値としている8.5%に近い結果になったとしている。
また実験店舗では分煙実施後に異なる臭気対策が行なわれたが、空調や壁などの掃除をした場合だけではなく、何も対策をしない自然減実験でも約2ヶ月で臭気が低減したことが紹介された。なお店外に喫煙所を設置した場合には入り口からの煙の流入に注意が必要とし、ダイナムでは入り口の3メートル以内には喫煙所を設置しないようにしているとしている。

「分煙化による客層の変化とは」
分煙化店舗では60代で125%、70代では143%の増加が見られたと紹介。これについて松岡氏は、喫煙率が60代以降で大きく低下していることが要因になっているのではないかと分析。
また1年以上遊技から離れていた休眠客も9.8%増加したことも紹介され、チラシによって分煙化を知った休眠客が足を運ぶようになったのではないかとしている。また休眠客は低レートに復帰する傾向があり、受け入れるためには遊びやすい料金設定も必要になると語られている。
続けて分煙化に伴う教育・販促・オペレーションでは従業員の意識改革が必要になり、同時に休眠客や新規客に向けての認知促進も行なうことでファン拡大にもつながり「ダイナムは発信者として活動していく」としている。

発表会の最後には藤本氏から「もっと楽しく、もっと気持ちよく。2020年からダイナムは、たばこを吸う人も吸わない人も楽しめる店作りを進めていきます」と、改めて「2020 完全分煙化プロジェクト」への意気込みが語られている。

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