大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sあの花。」

2019.07.22 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は8月5日導入開始予定「Sあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(サミー)全国9,000台

 

前回の新台講座「Pあの花」に続き、今回は「Sあの花」をお届けする。前回にも記述した通りに「PS」同時リリースとなり、パチンコ・スロット同時リリースの業界初物コンテンツによる相乗効果には期待したい!

 

そんな本機のスペックは純増1.5枚~3.1枚/Gの枚数変動セット管理型AT機で、ベースは約50.6G/50枚となっている。
通常時はキャラアイコンにより半可視化されたゲーム数周期抽選から、CZを経てATを目指すものとなり、1周期約70Gで周期到達し、天井は1000G。AT初当り確率は「①1/386.7~⑥1/272.0」、ATは複数パート構成によりパート毎に純増枚数が異なる。

  1. RUSH開始時「プロローグエピソード(21G):純増3.1枚」
  2. 「ATメインパート(20G/SET):純増1.5枚」
  3. ②中の「CZ(約6.4G)・BONUS(ベルナビ6回or20回)・EP(30Gor80G)・特化ゾーン(10G/SET):純増3.1枚」
  4. AT終了駆け抜けの一部と天井到達時「ごめんまBONUS(ベルナビ6回/SET):純増3.0枚」
    ※メインフローは②⇔③

CZは通常時・AT時ともに本機のフローにおいて頻度の高い重要な役割をもち、前半パートで成立役によって有効となる数字を獲得し、後半パートの自力抽選で当否するものとなる。この自力抽選が5.5号機以降の機械においてATをメイン基板で管理する為に課せられた押し順指示発生時のセグ表示を活用したものとなる。そして、CZに失敗した際には前半パートで獲得した有効となる数字を成功するまで持ち越す仕様となっており、CZ失敗を繰り返すほど期待値が増す仕様なのだ!
本機はAT終了後やリセット時に移行する通常(非有利)区間でもAT抽選をしており、滞在時の強レア役の50%でAT直撃となる!

 

演出においては、パチンコの演出とほぼ同様となっており、通常時もパチンコのように数字が回転しているナンバー演出がメインとなっている。演出発生タイミングとして大きくパチンコと異なる点は、パチンコがRUSH突入時に使用した本コンテンツ最大のED演出を有利区間完走時に発生させる点で支持するユーザーが多いだろう。スロット特有の演出としては、AT当選のメインとなるCZは有効数字の獲得数により当選期待度が向上する事に合わせ、当選時の恩恵を向上させる演出が多く存在する。

 

本機「Sあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』。
コンテンツはパチンコと共に知名度訴求と『あの感動が再び』などのありふれたキャッチに合わせ、オリジナル演出の搭載にてライト層からコア層までの広く訴求するべきだろう!
そして、スペック訴求はハマる程にCZの期待値とAT当選時の恩恵が向上する事に合わせて、天井到達時の「ごめんまBONUS」が本機屈指の出玉トリガーとなっている点を考慮してライトユーザーが損をしない情報提供を行うべきだろう!

 

お盆時期の数少ないスロット新機種となる事から、「あの花」「マクロスΔ」「戦国乙女5」などのパチンコとの回遊を意識した営業がポイントなるだろう。店舗によっては今週から市場規模が倍近く大きくなる「Re:ゼロ」の牛歩増台により本機登場時期に同時導入もある事だろう。本機の導入台数は多い訳では無いので他機種への回遊をどれだけ強くできるかを意識するべきだろう!

大手法人機械対策課SH@CKの新台講座, SH@CK