大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Pウルトラセブン2」
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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
今週は9月2日導入開始予定「Pぱちんこウルトラセブン2 Light Version」(京楽)全国15,000台
昨年2018年7月にハイミドル機としてリリースされた「CRウルトラセブン2」がライトスペックでリリース開始。 本講座でスペック違いを取り上げる事は稀である。だが本機は、以前もスペック違いで取り上げた「Pヴァルヴレイヴ」同様に市場にパラダイムシフトをもたらす可能性を秘めた機種であるのだ。
本機は5月からの新内規「下限ベース撤廃」機種となる!現市場でも「CR北斗無双」「CRダンバイン」など下限ベースに縛れていない機種があるが、2016年後期からの内規にてベース30以上となった。本機を皮切りに下限ベースが撤廃された機種が多く市場にリリースされる予定となっている。
この下限ベース撤廃機は当然ながら通常ベースが下がるだけに玉単価が高くなるが、削減したベース分がTSやTYなどを向上させる役割を担い、出玉性能が飛躍的に伸びる可能性があるのだ!
パチンコのベース値というのは表面上では分かり難い数値となる為に認識し難いかもしれないが、スロットに置き換えると50枚で試行可能な回転数が低い「ミリオンゴッド」「沖ドキ」などの機種が同じAT機でも6号機全般よりも射幸性が高い機種である事とイメージは同じとなる。
そんな本機のスペックは設定付きV確ロングSTライトスペックとなり、スペック詳細は以下となる。
《設定別詳細数値》
通常時確率 | ST突入率 | 確変時確率 | ST継続率 | 出率 | |
設定1 | 約1/99.9 | 約37.1% | 約1/82.4 | 約84.6% | 約96.8% |
設定2 | 約1/98.0 | 約37.6% | 約1/80.8 | 約85.2% | 約100.6% |
設定3 | 約1/96.0 | 約38.2% | 約1/79.1 | 約85.8% | 約103.5% |
設定4 | 約1/93.9 | 約38.8% | 約1/77.5 | 約86.4% | 約106.6% |
設定5 | 約1/91.9 | 約39.4% | 約1/75.9 | 約86.9% | 約109.7% |
設定6 | 約1/89.9 | 約40.1% | 約1/74.2 | 約87.5% | 約113.0% |
※ST[突入率・継続率]は残保留4個分の引き戻し抽選を含む
《大当り振分》
【特図1】 | 出玉(払出) | 振分 | 確変・時短 |
10R確変 | 1,000個 | 2% | ST150回 |
4R通常 | 320個 | 98% | 時短40回 |
【特図2】 | 出玉(払出) | 振分 | 確変・時短 |
10R確変 | 1,000個 | 40% | ST150回 |
4R確変 | 320個 | 60% | ST150回 |
上記表からわかるように、突破型ライトとは言え、ST継続率と大当り振分の数値が現市場機種の同確率帯のものとは大きく異なる仕様だ。本機の諸元表の下限算定ベース値は「B25」となっているようだ!
演出においては、下地のハイミドル機種「CRウルトラセブン2」とベースの演出は変わらない。だがスペックが大きく異なる事から新規演出も多く存在し、設定示唆演出も過去最大数搭載している!
本機「Pぱちんこウルトラセブン2 Light Version」の訴求ポイントは『スペック』に尽きる!
コンテンツはスペック違いとなる事から大きな効果を期待出来ない事もあるが、本機に関して冒頭で記述した通りにスペックを大々的に訴求するべき機種となる!
下限ベース撤廃機であることを訴求するのは開発メーカー発の文言である『リミットベース機第一弾』がギリギリとなるだろう。それ以上に前述した通り『ST継続率84.6%以上!』『MAXラウンド1,000発比率40%!』と下限ベース撤廃機ならではの「破格の仕様」である事を重点的に訴求するべきである!
そして、本機は設定示唆を多く搭載している事と設定②から出率100%を越え、その情報が出回る可能性がある事から運用には十分注意をする事に合わせ、状況に寄り設定示唆情報の開示が効果的となるだろう。設定示唆演出はお馴染みの『トロフィー出現』に加え、『アイキャッチ画面』『エンドカード』『PフラッシュSE変化』など様々な場面で発生する可能性があるのだ!
これが下限ベース撤廃機の仕様と言うのだから驚きである!継続率制限撤廃に続き下限ベースの撤廃により、機種性能が飛躍的に向上する事が暗に予想される!
このような業界にとって良い流れが何故起きているかの理解は先日の参議院選挙の結果から理解していない業界人が80%近く存在している事が確認出来た。詳細はまたの機会にお届け出来ればと思うが、このようなパラダイムシフトを理解出来るような情報を今後はより一層強くお届けしていきたいと思う。
まんひら5年以上
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当社では会議でも話題に上り、重要度の理解は出来たと思いますが、候補者のHPに一切業界のことが触れられていなかったのは残念でした。