大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「CR究極神判」

2018.10.21 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は11月4日導入開始予定「CR究極神判」(七匠)全国10,000台予定

本機は機種名から初物コンテンツのように感じるが、現市場でも貢献度の高い機種である「神撃ビッグドリーム」の後継機に位置するような機種となる!7月に山佐から販売されて、5.9号機ART機では最高峰の高実績を残した「H.O.T.D」もそうだが、前作の開発チームが販売メーカーを問わず開発するケースが存在している。「神撃ビッグドリーム」の販売はタイヨーエレックであり、オリジナル版権だけに販売メーカーも機種名も異なるが、本機も「神撃ビッグドリーム」の開発チームの手によって作られたようだ!

そんな本機のスペックは約1/309のハイミドル1種2種V確高継続時短機となり、大当り振分は『特図1:8R(約1080個)通常50%・4R(約540個)+時短50%』『特図2:16R(約2,025個)100%』となっている!特図2抽選となる右打ち時は保留玉込みで約75%(1/2.01を2回転)の高継続率仕様で、『約1,900個獲得×約3.96連=約7,500』というRUSH期待値だけでいえば、現市場最高峰の高出玉期待機種となる「真・北斗無双」を上回る数値となるのだ!前作の大きなセールスポイントとなるRUSH終了後も暫く払出が遅れ続ける出玉速度こそ規制のかねあい上で再現が出来なかったものの、出玉性能は現行機最高峰の仕様となり機種イメージは悪いものでは無いだろう!

演出面においては、本機の開発チームが一番拘ったポイントとなる!「神撃ビッグドリーム」開発において、唯一の心残りとされた点が、代表リーチとなる「ジャッジメントチャンス」を財宝が入っている宝箱を『3分の1』の選択で当てる演出にした事にあり、今作に関しては剣選択による『2分の1』となった!RUSH演出速度による出玉払出遅れは前述したように再現には至っていないが、RUSHの2回転を疑似的に数回転の演出とする事により前兆のような演出に加え、高確率で発生する保留連演出などが搭載されているのだ!

本機「CR究極神判」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となるだろう!が、コンテンツ訴求の注意点は「神撃ビッグドリーム」の市場設置には大きく地域差が存在し、市場の状況によって訴求効果に高低があるという事だろう!メインの訴求となるのはコンテンツよりもスペックとなる事から、コンテンツ訴求に不安がある地域はスペック訴求に注力すべきかもしれない。

そして、一番注意すべきは遊技環境となる恐れもあり、開発元は辛めの設計と謳ってはいるが計算上では甘めとなる可能性が高い!機械性能的に客滞が伸び難い作りだけに交換率によって差が出るかと思われるが、前作のような性能を期待出来るかは注意が必要となり、シンプルな作りだけに遊技客に飽きさせない遊技環境の提供には十分に注意すべきだ!

スペック的には同系機種となる「仮面ライダー」の市場反応も非常に良いものとなり、本機も続いて活躍する事に期待したい!

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