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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
今週は8月19日導入開始予定「CR戦国乙女5」(アムテックス)全国22,000台予定
業界オリジナル萌えコンテンツの金字塔である『乙女シリーズ』の最新作が遂に導入開始!そして、今作はパチンコ第5作目にしてシリーズ10周年となり、特にスペックにおいては規則改正による内規変更の兼合いで、シリーズ初にして最後の『2,400発搭載』『ロングST』など開発陣もアニバーサリー仕様に仕上げているようだ!
そんな本機のスペックは約1/319のV確通常ありロングST機で、確変突入率は『特図1:50%・特図2:80%(確変突入時継続率:80%)』。大当り出玉は特図1『7R:85%(約1,050個)・2R:15%(約300個)』特図2『16R:70%(約2,400個)・7R:30%(約1,050個))』となっており、ST200回・通常当り後には時短100回の電サポへ突入するのだ!
演出においてはシリーズを踏襲したものとなっており、『萌えカットイン』『乙女アタック』はもちろんの事、『乙女ストック』も復活したのだ!さらには、10周年ならではの『Anniversaryリーチ』なども搭載されており、『乙女シリーズ集大成』といえる仕様になっている!
乙女といえばコレ、といった武将キャラを活かした図柄リンクシステムを搭載しており、総勢14人の武将が図柄とリンクしてリーチを展開する。今回もまた新キャラが登場し、新たな物語の鍵となる「北条ウジマサ」の登場時には圧巻のバトルへと発展するのだ!
本機「CR戦国乙女5」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となるだろう。『乙女シリーズ10周年 シリーズ集大成機』として訴求する事が効果的となり、本機スペックである“通常アリ時短”はニーズが高めである萌えコンテンツなどと親和性が高く、『右打ち時RUSH突入率80%×RUSH時継続率80%×2,400発比率70%』などはターゲット層に響く可能性大である!
本機の注意すべき点は導入台数によって、筐体右パネルの柄が特別仕様になるなどアピールする点が導入規模によって異なる点にある。が、基本的には『萌え系』という特殊ジャンルとなる事から、回遊を意識したレイアウトが重要となる。スペックも考慮するならば『一騎当千』『織田信奈の野望』などを近くに配置するのは効果的となるだろう!
そんな、「戦国乙女5」において、本シリーズだからこそファンには残念な点がある事も注意が必要となる……。業界オリジナル萌えコンテンツにはメーカーの強い意図としてキャスト(声優)を推し出してきた経緯がある。「マジハロシリーズ」「ツインエンジェルシリーズ」なども含め、ロイヤリティの高いものに仕上げてきた。
そんな中、本機においてはメインキャラクターである「織田ノブナガ」のキャストが変更となった。裏事情は色々とあるだろうが、10周年にして残念な結果と受け止めるファン層も少なくは無いだろう……。地域・店舗によってはロイヤリティの高いコンテンツに寄った訴求をされる事もあるだろうが、十分に注意をするべきだろう。
次回の講座でお届けする予定になっている「P革命期ヴァルヴレイヴ」など、2月に施行された規則改正による新規則機がいよいよ市場に投下され変化をもたらしていく事だろう。今業界は新規則機と本機を含めた旧規則機が混在する過渡期に立たされており、各機の役割が徐々に見えて行く事だと思う。
本機は旧規則機でもメイン“萌え”タイトルとしては最後となる可能性もあり、今後の市場を見据えた運用が必要となる事も視野に入れる必要もあると思う!