大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「ルパン三世 世界解剖」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は8月5日導入開始予定「ルパン三世 世界解剖」（オリンピア）全国10,000台予定

そろそろ6.0号機の噂も出回り、10年以上も前に体感した“高純増機”が復活するのは待ち遠しいユーザーも多い事だろう。そんな中、6.0号機よりも一足に先に“高純増機”がホールデビューを果たす事となった……。そう！本機は『純増5.0枚』のRUSHを搭載した5.9号機だ！

本機のスペックはA+ATライクな作りにはなっているが、一般的な解釈で言えば『集中機』となるのだろうか？スペックこそがゲームフローそのものとも言えるので、フローの説明が必要となるだろう。

《ゲームフロー①》※見た目上
『①通常時』中に「小役払出252枚の天井到達」もしくは『②CZ当選』で『③RUSH（純増約5枚/1G）』突入のチャンスとなり、RUSH中には『④MB（簡単目押し）』と『⑤ボーナス（2種）』等が高確率で当選する状態が『⑥バトル終了』まで継続する仕様となっている。
CZ（9G）は『同色CZ：RUSH期待度約50％』『異色CZ：RUSH期待度約13％』の2種類があり、共に『最終Gでリプレイ以外の小役当選』がクリア条件となり、同色CZは『9G以内にリプレイ以外の小役を5回当選』のクリア条件が追加となるのだ！

《ゲームフロー②》※内部フラグ
①通常時…“CB”中となり、CB終了条件が252枚払出
②CZ…“RB”となり、CBの強制終了フラグ
③RUSH…“通常時”となり、全ての役の抽選をしている状態
④MB…“MB”となり、通常時に約1/1.7で成立する純増5枚を構成するメイン役
⑤ボーナス…“BB2種”となり、『7揃い：約119枚・77BAR揃い：約47枚』の獲得
⑥バトル…“RB”となり、“CB（見た目上通常時）” or “通常時（見た目上RUSH）”への移行役

以上のように本機では『内部通常時＝RUSH』となり、『内部CB＝通常時』となっているだ！
“CB”は2枚掛け時に超高確率で成立する仕様となっており、“RB”消化中が2枚掛けとなっているので最終ゲームでリプレイが成立すると、終了後の次ゲームも2枚掛けとなる為に“CB”が成立する仕組みとなっているようだ。“CB”抽選は“MB”中にも行われているが、“BB”中だけはされておらずRUSH終了の可能性が無いゲームとなる。
設定（4段階）は上がる程に“RB”確率が低確率となり、『CB252枚払出を高め』『RUSH転落を低め』るような設定差となっている！

演出においては、ルパン三世の新アニメがベース。RUSH仕様が高純増転落型スペックとなる事から、ほぼ毎ゲーム「継続」or「転落」を賭け、小役成立に派手な演出が発生する。

本機「ルパン三世 世界解剖」の訴求ポイントは『スペック』となるだろう！「ルパンシリーズ」とコンテンツを訴求していきたい所ではあるが、スペック的な事を理解していなければ非常に厳しい仕様となる事から、スペック訴求をするべきである！
スペック的な訴求は『1Gあたり純増5枚のAT』や『集中機がよみがえる』などのキャッチが良いと思うが、打ち方を理解してもらう事が本機は非常に重要となる！！
純増5枚の魅力を活かす為にも、大量差玉の発生を誘導させる事が打ち方を理解してもらう事に直結する。なので打ち方の訴求も必要だ。

打ち方の注意点としては以下となる
①通常時のチェリー取りこぼし……左に一つしか配置されていないチェリーを取りこぼす事により獲得枚数はもちろんの事、“CB終了”が遠のくのでRUSH確率が低くなってしまうので注意

②RUSH中の消化方法……RUSHの終了条件となる“CB成立”は2枚掛け時には超高確率状態となってしまうので、間違っても2枚掛けでのプレイをしない様に注意

③MB中の消化方法……小役の払出があくまで図柄の停止によるものとなり、右からでも左からでも若干制御が変わり最大獲得枚数のサポートとなるだけなので、取得すべき小役の引き込み制御内で目押しをしなければ最大でない獲得枚数が頻発するので注意

複雑な内部システムにより、打ち方にも注意が必要な機種となるので、現場オペレーションとして、遊技者へ案内出来る環境を整える必要があるだろう。

今後も続々と市場投下される高純増機の市場展開の為にも本機には成功を収めてもらい、業界の将来を明るいものとしてくれる事に期待したい！