大和製作所を買収したのは徳島県の「ノヴィル」

2016.02.12

1月27日、パチンコメーカーの大和製作所が日工組内で代表者及び本社所在地変更の届け出を行ったことが関係者の取材で判明した。

大和製作所は2004年から「CRトラ・トラ・トラST1」「CRジャイアントコングMT1」「CRクレージーサークルMC1」などを発売してきたが近年はリリースが減っていた。直近では2014年1月に発売した「CR満開チューリップDS」が最後の機種である。

その大和製作所を買収したとされるのが、四国・関西・関東でパチンコ店31店舗を展開するノヴィル株式会社だ。現在、大和製作所のHPによると代表取締役社長の名前は久岡征司(現ノヴィル代表取締役社長)氏に変更されており、本社所在地は東京都港区高輪三丁目5番25号に変更されている。同住所にはノヴィルの支店であるノヴィル高輪ビルが立っている。

ノヴィルはパチスロメーカーバルテックも買収しており、2012年10月に導入された「パチスロ一騎当千XX」以降新機種のリリースはないが久岡征司氏が社長を兼任して存続している。詳しい関係者は、「ノヴィルはすでにバルテックを買収していることから、ホール経営企業でありながら、日工組&日電協加盟メーカーになり、どこのホールよりも早く、日工組と日電協の内部情報を入手できることになるかもしれませんね」と同社の強みを話す。

※画像は大和製作所の会社概要をスクリーンショットしたもの

ノヴィル株式会社, 大和製作所