埼玉県内で爆破予告相次ぐ、草加八潮遊技業組合が注意喚起

2020.03.12 / 新型コロナ

3月12日、「草加市内に爆弾を仕掛けた」とのメールによる爆破予告があった。
そのメールの文面の中に羅列されていた各種施設店舗の中にパチンコ店も入っていたことで、草加警察署より「店舗周辺および店舗内の点検確認要請」が草加八潮遊技業組合にあり、同組合が傘下店舗に向けて以下のような注意を促した。

  • 不審物の発見の際は「触らず・動かさず・近寄らず」を実践し、直ちに「交番・草加警察署または110番」通報を行うこと。
  • 確認箇所として「ゴミ箱・トイレ・駐車場・駐輪場・自販機の裏側・その他」
  • (予告は)草加市内であるが八潮市内の店舗も点検・警戒を

また、各地の爆破予告情報について調査すると、同12日に同じ埼玉県の本庄市や朝霞市にも学校をはじめとした公共施設の爆破予告が相次いでいる模様。

さらに業界内の組合が注意喚起を行った事案として、本件の前日の3月11日には神奈川県の厚木市役所に「厚木市内の児童施設やレジャー施設に爆弾を仕掛けて、コロナウイルスをばら撒く」というメールが届き、厚木市遊技場組合が注意喚起を行った。

新型コロナウイルスによる社会的不安に付け込んだと思われる悪質な事案が全国的に広がりを見せており、同様の悪質な愉快犯またはデマ、果ては本当に事件が起きる可能性もゼロではない。

他県や他地区でも十分な注意が必要だ。

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