依存症対策の動画を今夏公開/同友会

2015.06.18 / ホール

6月17日、一般社団法人遊技産業経営者同友会(以下同友会)は定例理事会報告の記者会見をラ・ベルオーラム(東京都台東区)で開催した。平成観光の東野昌一社長が代表理事となってから最初の理事会となる。

理事会では、6月18日から行われている「ストアコンパリゾン(店舗見学)」の開催概要の報告に加え、「依存症対策の啓蒙活動用動画作成」を同友会として進めており、絵コンテと製作費用の承認を得たなどの報告がなされた。これは、アニメーションを使用した動画で、フリー素材としてホールなどに提供していくという。夏頃の公開を予定している。

質疑応答では「遊技機性能調査」、いわゆる「釘問題」について質問が集中したが、各県の動向については特に情報交換はなく、3カ月ほど検査をした後、機構からレポートが出る予定だという。東野代表理事は「釘の問題だけがクローズアップされているが、のめり込みの問題、置き引きの問題、子どもの車内放置の問題、不正改造の問題、すべて受け止め対応していく。(パチンコ業界を)自信を持って次の世代に譲るためにも、我々が改善しなければいけないと思っている」などと応答した。

 

同友会, 定例理事会, 東野昌一