三木流、新基準機に見るコイン単価と稼働の相関性

2016.03.25 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは!! 93回目の連載になりました。今回は機械評価ではなく新基準機のコイン単価について調べてみました。今後の機械選定の参考になるかも(?)です。

<新基準機の機種名とコイン単価(カッコ内がコイン単価)>
・偽物語(2.1~2.2)
・百花繚乱サムライガールズ(2.4~2.5)
・無双OROCHI(2.4~2.5)
・シュタインズ・ゲート(2.4~2.5)
・マジカルハロウィン5(2.4~2.5)
・ハイスクールD×D(2.5~2.6)
パチスロ北斗の拳 強敵(2.6~2.7)
戦国乙女2深淵に輝く気高き将星(2.6~2.7)
緋弾のアリア(2.6~2.7)
ガールズ&パンツァー(2.6~2.7)
ジャッカスチーム(2.6~2.7)
AKB48バラの儀式(2.6~2.7)
ああっ女神さまっ(2.6~2.7)
地獄少女(2.7~2.8)
デッドマン・ワンダーランド(2.7~2.8)
インフィニット・ストラトス(2.7~2.8)
沖ドキ!トロピカル(2.8~2.9)
マクロスF2 Bonus Live ver.(2.8~2.9)
ストライクウィッチーズ(2.8~2.9)
ヤッターマン(2.8~2.9)
スーパーブラックジャック2(2.8~2.9)
ひぐらしのなく頃に絆(2.8~2.9)
まつりば!(2.9~3)
シャドウハーツII-運命の道標-(2.9~3)
デビルマンIII-悪魔ノ黙示録-(2.9~3)
アスラズラース(2.9~3)
秘宝伝~伝説への道~(3)
エヴァンゲリヲン 希望の槍(3~3.1)
デビルサバイバー2(3~3.1)
鬼武者3 時空天翔(3~3.1)
ベヨネッタ(3~3.1)
サイレントヒル(3~3.1)
花の慶次~戦極めし傾奇者の宴~(3~3.1)
スカイガールズ~ゼロ、ふたたび~(3.1~3.2)
銀河機攻隊マジェスティックプリンス(3.1~3.2)
銀と金2(3.1~3.2)
龍が如く OF THE END(3.1~3.2)
機甲戦記ドラグナー(3.1~3.2)
NINJA GAIDEN(3.2~3.3)
麻雀物語3役満乱舞の究極大戦(3.2~3.3)
おとめ妖怪ざくろ(3.2~3.3)
ガン×ソード(3.2~3.3)
Zゴールド・インフィニティ(3.6~3.7)

これを見ると、コイン単価が3円を超える新基準機は苦戦傾向が高く見受けられます。コイン単価が「2.4~2.7(赤い文字)」の部分に注目してください。初期稼働が良くまずまずの結果だった機械がそこに集中していますね。その結果、中古価格は安定し、リスクの少ない機種であったと言えます。

ホールとしてはコイン単価の高い機械を買いたくなりがちですが、上記を見る限り、高コイン単価部門は旧基準機に任せるしかないようにも思えます。ギャンブル好きなユーザーが新基準機を好んでないとも言えますね。逆に極端なことを言えば、コイン単価が低い機械(2.4円以下)に関しては低くなるほど、「ジャグラーでいいじゃん……」となるのではないでしょうか。機械選定の際にコイン単価を考慮するのは重要かもしれません。

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三木貴鎬
1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

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