三木流、コンチネンタルゼロの評価は?

2018.01.26 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー
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皆さんこんにちは! 188回目になりました。今回はユニバーサルブロス製「コンチネンタルゼロ」(納品2/18~)の評価です。「コンチネンタルⅤ」以来、6年ぶりのシリーズ最新作が登場。試打が遅くなってしまいましたが、実機を打ってきました。


<ボーナス>
■BIG:312枚
■REG:最大104枚

<確率&出玉率>
■BIG確率
設定①:1/279
設定②:1/277
設定③:1/268
設定④:1/260
設定⑤:1/248
設定⑥:1/235

■REG確率
設定①:1/431
設定②:1/386
設定③:1/360
設定④:1/343
設定⑤:1/320
設定⑥:1/283

■ボーナス合算確率
設定①:1/169
設定②:1/161
設定③:1/154
設定④:1/148
設定⑤:1/140
設定⑥:1/128

■出玉率
設定①:97.1%
設定②:98.6%
設定③:100.8%
設定④:103.7%
設定⑤:106.7%
設定⑥:110.7%

<通常時>
ベース:35.3G/50枚(設定1)
コイン単価:2.6円(設定1)


<感想>
筐体はアクロスの「クランキーセレブレーション」などと同様のもので、液晶は非搭載。黒いパネルにコンチの7図柄が映え格好いい筐体です。リールの下部中央のパネルに告知ランプが内蔵され、ボーナス成立時に第3停止ボタンを話した瞬間にそのランプが光る完全告知タイプ。

スペックはボーナスのみのノーマルAです。リーチ目、チャンス目も多数搭載されていますが完全告知機なので、あまり意味はありません。ボーナス確率、出率は「ファンキージャグラー」と同程度。REG中は左リールのみ避けるべき箇所があり目押しが必要です。

ノーマルAタイプは、導入当初から設定を駆使して甘く運用する必要があります。こうなると粗利にはあまり期待できません。ジャグラー以外のノーマルAタイプの大半は集客力がなく、新台でTOP導入にこだわる理由は実はあまりありません。その反面、ノーマルAタイプは市場に導入されて、もし稼働が良ければ寿命は長くなる傾向にあるので、後追い導入で検討することをお勧めしますね。

同様の液晶非搭載の完全告知機だった山佐の「プラネット」、岡崎の「ジャックポット」、SANKYOの「楽シーサー」など、ジャグラー、ハナハナ以外の告知機は苦戦を強いられています。アクロスコーナーに力を入れているホールでは欲しくなるタイトルですが、「タロットエンペラー」も厳しい稼働に終わっており、アクロス系のAタイプなら何でも稼働するわけではないので、注意深く検討する必要がありそうですね。

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★今後の新台発売スケジュール(予定)★

2/4~乙女マスターズ(オリンピア)
2/4~新世紀エヴァンゲリオンまごころを君に(ジェイビー)
2/4~戦場のヴァルキュリア(サミー)
2/18~GATE(NET)
2/18~鬼若弁慶(ボーダー)
2/18~コンチネンタルゼロ(ユニバーサルブロス)
3/4~ビッグアップ(ヤーマ)
3/4~ニューシオサイ-30(パイオニア)
3/4~超GANTZ(スパイキー)
3/18~マイケルジャクソン(SANKYO)
納期未定~不二子2タイプA(オリンピア)
納期未定~ドリームクルーン500(オーイズミ)

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三木貴鎬(みき・たかし)

1972 年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に株式会社エスサポートを立ち上げ独立、経験を生かしてコンサルタントに転身する。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。info@slot-support.co.jp

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー, コンチネンタルゼロ, ノーマルA, ユニバーサルブロス