三木流、「シェイク3」の評価は?

2016.11.18 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは! 127回目になりました。今回は大都製「シェイク3」(納品12/18~)の評価です。5号機初期にA400タイプとして登場して以来、9年を経て第3作が登場します。2月と噂されている番長シリーズの後継機もあるようですし、その前哨戦となりそうです。

<ボーナス>
疑似ボーナスのみのART特化タイプ

<確率&出玉率>
■ART初当り
設定①:1/447
設定②:1/427
設定③:1/407
設定④:1/338
設定⑤:1/308
設定⑥:1/266

■出玉率
設定①:97.5%
設定②:98.7%
設定③:100.2%
設定④:105.2%
設定⑤:109.2%
設定⑥:115.5%

<通常時>
ベース:44G/50枚
天井:1500G(ART間)
コイン単価:2.9円

<ART>
純増2.0枚/G
セットストックタイプ

■シェイクボーナス(疑似ボーナス)
1セット40G

■ピークタイム(ポイント獲得特化ゾーン)
5~15G継続
ポイント獲得特化ゾーン
規定ポイント獲得でセットストック
規定ポイントは最大512Pt、振り分けによって毎回変動
ピークタイム終了後は疑似ボーナスのG数がリセットされ再スタート

<感想>
筐体は「3×3アイズ」と同様のオーソドックスな液晶搭載タイプで特に役物などは搭載されていません。

次に通常演出。登場キャラクターでユーザーからよく知られているのはサボハニぐらいです。アメコミ風のタッチの絵は従来の絵柄を考えると賛否ありそうですね。

今回はART特化タイプなので初当りは重く、通常時がやや間延びしているように感じます。ART特化タイプは初当りが1/400を切らないと稼働は悪い傾向にあります。天井は1500Gと高く、当たりの重さもシェイクらしいといえばそうなるでしょうか。

ART中はポイントを貯めて、その規定ポイントに到達すればセットストックとなります。が、その規定ポイントが表面上では何ポイントなのか分からず、熱いポイントが若干わかりにくいと感じました。一方、特化ゾーンに突入すれば、ARTのG数がリセットされ再スタートとなる仕組みはお得感があります。

シェイク3の販売台数は25000台、次機種が50000台(三木調べ)と言われています。25000台が完売するかどうかはなんとも言えないところです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三木貴鎬(みき・たかし)

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー, シェイク3, 大都