三木流、「サザンアイズ」の評価は?

2016.09.02 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは! 116回目になりました。今回は大都製「3×3EYES~聖魔覚醒~」(納品9/11~)の評価です。原作は30年近く前に連載が始まった漫画作品。技術介入要素バリバリのノーマルAタイプとして登場します。

<ボーナス>
■BIG:350枚(MAX)
■REG:112枚(MAX)

<ボーナス確率>
■BIG確率
設定①:1/338
設定②:1/321
設定C:1/683
設定⑤:1/306
設定⑥:1/303

■REG確率
設定①:1/489
設定②:1/462
設定C:1/100
設定⑤:1/397
設定⑥:1/314

■ボーナス合算確率
設定①:1/200
設定②:1/189
設定C:1/87
設定⑤:1/173
設定⑥:1/154

■出玉率
設定①:97.2~100.6%
設定②:99.5~102.6%
設定C:98.5~109.7%
設定⑤:102.7~106.5%
設定⑥:105.7~110.2%

<通常時>
ベース:40.9G/50枚(設定①)
天井:無し

<感想>
筐体はオーソドックスな液晶搭載タイプで、役物などなくシンプルなものでした。液晶演出は平均的なクオリティです。古めの漫画なので絵のタッチが、現代の萌えファンばかりになったスロッターに合うのかどうか心配です。

本機の最大の特徴は技術介入性。特にREGボーナス中は、ビタ押しを何度も行い、完璧に目押しが出来ると+30枚の効果が見込めます。さらに、そのビタ押しを生かすための特別な設定Cが存在していて、設定CだけREG偏向の確率で、目押しによって10%以上出玉率を高めることができます。

目押しが得意な客層は設定Cを打ってみたいと思いますが、目押しがある程度できれば確実に赤字となる設定ですので頻繁には使えません。また、設定CのREG確率が極端にいいので5000円も打てば設定Cかどうかは見極められてしまうでしょう。「設定Cだったら打ちたい」客層はいますが、確実に赤字になる設定Cは使えないので、少し稼働して放置されることが予測されます。

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三木貴鎬(みき・たかし)

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独 立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

3×3EYES~聖魔覚醒~, 【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー, 大都