ミスワリン「大綱挽まつり」でサンゴ保全をPR/三洋

2016.10.12

三洋は10月8日から10日まで沖縄県那覇市で開催された「第46回那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル2016」に、サンゴ保全活動の番組「南の島のミスワリン」チャリティーブースを出展した。

琉球王国時代の伝統を引き継ぐ伝統文化催事「那覇大綱挽まつり」は、沖縄県内外から多くの人が集まる那覇市最大のイベント。昨年に引き続き、今年も那覇市の国道58号線久茂地交差点付近で行われ、約27万5000人(主催者発表)が詰めかけた。全長200メートル、重量43トンの大綱を東西に分かれて引き合い、西側が4年ぶりに勝利し、通算成績14勝14敗15引き分けとなった。

ミスワリンがサンゴ保全活動をPRするチャリテーブースは昨年同様に奥武山(おおのやま)運動公園内のRBC王国会場に出展された。今年から新たに3代目ミスワリンとして活動をしている木寺莉菜(きでらりな)さんに話を聞いた。

「沖縄県内だけでなく県外からも多くの人が見に来るお祭りなので、サンゴ保全活動をたくさんの人に知ってもらうチャンスだと思っています。私の活動を放送している『南の島のミスワリン』(毎月最終土曜日RBCで放送)という番組を見てくださっている人からも応援していただいたり、県外の方もYouTubeやFacebookで私の活動を見て声をかけてくれました。また、サンゴの森がどのような状況になっているかを来場されたお客さまに見てもらえるように、今年はVRを使った新しい試みにも挑戦しました。ダイビングのライセンスが無いと水中に潜ることができないので、擬似的ではありますが、スマホで360度の海中サンゴの様子をたくさんの人に見てもらえるのは良いことだと思っています」と語ってくれた。

今回はチャリティーブースで1000杯のコーヒー(アイスクリームなどを含む)を販売し、その売上の一部をサンゴの苗木購入資金に充てたいと話していた木寺さん。3日間で1003杯を販売し、見事に目標を達成した。これからは沖縄県内外にあるサンゴ保全団体と協力し合い、10000本のサンゴの苗木を植えていくこと目標に活動を続けていくという。

写真1はチャリティーブース内の活動報告スペースを紹介する3代目ミスワリンの木寺莉菜さん
写真2は来場者にコーヒーを販売する木寺さん
写真3はVRの器具とスマホを重ねて「サンゴの森」の様子を見る来場者
写真4はブースに詰めかけた来場者の行列
写真5は那覇市国道58号線久茂地交差点付近で行われた大綱挽

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