パチンコとソシャゲー重なるユーザー84%/PiDEA調べ

2014.12.19 / 連載

12月16日、PiDEA編集部の行ったアンケートで、改めてパチンコユーザーと「パズドラ」や「モンスト」「黒猫とウィズ」などソーシャルゲーム(以下、ソシャゲー)ユーザーの親和性が高いことが分かった。

エンターブレイン「ファミ通ゲーム白書2014」によると、日本国内のゲーム人口は4666万人で、スマホやタブレット、フィーチャーフォン用のアプリ ゲーム(ソシャゲー)利用者は2861万人となっている。インターネット利用者数が国内で約9700万人と言われているので、おおむね日本人ネットユー ザーの29%がソシャゲーユーザーと言える。

一方、2014年12月5日から12月15日まで、「でちゃう!」公式サイト上でパチンコ・パチスロユーザー1000人を対象に本誌が行ったアンケートでは、ゲームのプレイ状況について、「4つ以上プレイしている」と回答した人が23%、「3つプレイしている」が13%、「2つプレイしている」が22%、「1つプレイしている」が26%で、「まったくプレイしていない」と回答したのは16%に留まった。上記日本人ネットユーザーの平均である29%と比較すると、パチンコユーザーに占めるソシャゲーユーザーの割合が84%と非常に高いことが分かる。

 また、パチンコユーザーに占めるソシャゲーユーザーの課金割合については、69%が無課金で遊び、31%のユーザーに課金経験があることも分かった。課金経験があるユーザーのうち、「ひと月あたりの課金額」は、「1000円以下」が9%、「1000円〜3000円」が9%、「3000円〜5000円」が5%となっており、10000円を超えるユーザーは8%であった。

現在、パチンコホールでは「ハーデス」など高純増ATパチスロ機や、「牙狼金色」のようなMAXタイプパチンコ機が人気を博しており、その遊技金額を踏まえると、ソシャゲーがパチンコホール来店頻度や、遊技金額に与える影響は少ないと言える。

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