ダイナム&夢屋グループ化で合同会見

2015.11.02 / ホール

10月30日、株式会社ダイナムジャパンホールディングス(DYJH)は夢コーポレーション株式会社(夢屋)の子会社化にともなう記者会見を、東京・荒川区の本社で行った。今回の小会社化はDYJHの株式と夢屋の株式を交換する方式で行われ、時価計算で約58億円での買収となる。これによりDYJH傘下のパチンコホールは439店舗となった。

会見の冒頭で挨拶を述べた佐藤公平DYJH取締役会議長は「グループとしての効果をいかに発揮していくのかが大切。今回は効果を出せるであろうと踏まえてのグループ化。理由のひとつとして、オーナー同士の信頼関係、お互いチェーンストアを学んできた過程がある」と述べ、志と方向性が同じである事がグループ化を決めた理由にあると語った。

また夢屋の加藤英則社長は「ファン人口の低下に対抗すべく、経営資源の効率化が図れるメリットが大きい」と期待を寄せた。

質疑応答の中で記者から「今後もDYJHへの統合を打診する企業があらわれると思うが」との問いに対し、佐藤議長は「業界のためには、当社に限らず、ホールはもっと力をつけなくはならないと考えている」と話し、具体的には多店舗経営する企業の登場が進む事で、ホール意見が様々な場面で反映される土壌をつくることが重要だと述べた。

※写真は左から二番目が佐藤公平DYJH取締役会議長

 

ダイナム, 佐藤公平, 加藤英則, , 夢屋