セガサミークリエイション小口社長の挑戦

2014.08.15 / カジノ

さかのぼること約2カ月前、グローバルゲーミングエキスポASIA2014に初めてカジノマシンを出展したセガサミークリエイションの小口久雄社長に話を聞くことができた。詳細はPiDEA106号(8月15日発行号)の「5000字ロングインタビュー 小口社長、『カジノマシン』と『遊び』のルーツを多いに語る」(P86〜P89)に譲るが、以下ダイジェスト版を紹介しよう。

小口社長は、長野県岡谷市出身。本編では触れていないが、脳科学の分野でパチンコを研究している篠原菊紀教授と高校時代の同期だという。若い頃から人を楽しませるのが好きで、小学校時代にはすでに弟のためにベニヤ板でスマートボールのようなものや野球盤をつくっていた。大学時代は一人用メダルゲーム「ビンゴイン」にハマり、そのままゲーム業界を目指すようになった。

縁あって入社したのは、当時のセガ。アーケードゲーム「ダービーオーナーズクラブ」「ワールドビンゴ」「ヘビーウェイトチャンプ」などを世に送り出し、次々とヒットさせていった。小口社長はヒットの秘訣を「直感」だと言う。

——「その企画が売れる理由は?」なんて聞かれると、僕はいつも「直感」って答えちゃうんです(笑)。だって、クリエーターは常に誰もつくったことがない、遊んだことがない、でも絶対に面白いと思って企画しているんですから。例えば、先に話した「ダービーオーナーズクラブ」の時がまさにそうでした。日本ではじめてアーケードゲームでカードを媒介にして、馬を育成するアーケードゲームを企画したんです。周囲からは「馬を育てるだけでどこが面白いんだ!?」とか「どこからメダルが出てくるの?」とかいろいろ意見がありました。もちろん、当時流行だった売り要素を取り入れて売上をたてたい営業の気持ちもわかるけど、売れる理由付けが容易にできてしまう企画のゲームでは、結局二番煎じでしかないと思うんです。(本編より引用)

そんな小口社長が挑戦するカジノマシンへの思い、秘話はPiDEA106号(8月15日発行号)の「5000字ロングインタビュー 小口社長、『カジノマシン』と『遊び』のルーツを多いに語る」にて。

カジノマシン, グローバルゲーミングエキスポASIA, セガサミークリエイション, 小口久雄