スパイキー菅沼社長講演/グローバル社勉強会

2014.08.21

8月21日、グローバルアミューズメント株式会社は「8月勝てる機械評価勉強会」(東京都渋谷区)に株式会社スパイキーの菅沼正典社長を招へいして講演を行った。

菅沼社長はパチンコ・パチスロメーカーとしては珍しく開発を直接担当しており、その観点からホール関係者に向けて市場動向、新機種開発などについて話した。

「一昨年に導入されたパチスロ『鉄拳デビル』から高純増パチスロが一気にブームとなりました。問題は、それ一色になっている点にあります。ユーザーが高純増を一度でも体験すると『短時間でこんなにメダルがでるのか』と思い、その後で低純増パチスロを打つと、『時間をたくさん使った割にメダルが少ない』と感じます。そこで高純増志向が高まっているわけです。一方で、ユーザーの疲弊も考えなくてはいけません」と言及。

マーケティングデータを参照しながら、「高純増」と「ノーマルタイプ」の次に「ボーナス付ART」の需要が高いことを示して、同社の新機種「ブラックラグーン2」の市場におけるニーズを示した。

「ボーナス付ARTは2011年に67台発表されましたが、年々減っており、2012年は33台、2013年は17台、今年はまだ1台しか出ていない。『ブラックラグーン2』は1万5000台を予定しており、1ホールあたり4、5台を適正として、導入すれば必ず稼働するはずです」と語った。