イノベーションフェア/昨年比15社減

2015.03.19

3月17日と18日、綜合ユニコムは「パチンコ・パチスロイノベーションフェア2015」を東京ビッグサイトで開催した。今年で第5回目となる展示会は、パチンコ・パチスロ関連機器業者84社が出展。昨年の99社に比べて15社減少している。2014年の来場者数は1万913人(内訳:パチンコホール企業関係者 41.8%、パチンコ産業関連業者 39.3%、レジャー事業者・金融・官公庁シンクタンクなど 6.4%、その他 12.5%)で、今年はそれを下回るとみられる。

10時の開場と同時に開催されたシンポジウムでは、(株)帝国データバンク東京支社情報部長の藤森徹氏や大阪商業大学アミューズメント産業研究所所長・教授IRゲーミング学会副会長の美原融(とおる)氏による基調講演のほか、全日遊連阿部恭久理事長、日遊協庄司孝輝会長を加え「パネルディスカッション」が行われた。阿部理事長は「ホールもメーカーもこれまで業界目線であった。もう一度改めて安・近・短のサービスを提供しなければならない」とまとめた。

しかし、来場者は言う。

「このフェア自体が安・近・短じゃないですよね。場所が遠すぎです。主催者はブースをいっぱい出したいのでしょうけど、もうちょっと都心でアクセスのいいところに移ってほしいです」(周辺業者)。「ホール関係者も少ないし、来年以降はブース出展がどれだけ意味があるのか検討します」(メーカー関係者)。「メジャーなコンサルタントのセミナーは確かに魅力ですが、それ以外は疑問です」(ホール関係者)。

詳細は4月15日発行「ピデア」114号にて掲載予定。

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