【連載】第3回パチンコ雑誌ライター喜納臭蔵の視点

2014.05.14 / 連載

無駄なイライラは勘弁

ただのパチンコ・パチスロ好きが高じた結果のライター稼業。いわゆるヘビーユーザーとして、ホールさんの売り上げには貢献しているという自覚があります。攻略雑誌の記事では「こうやれば勝てる」なんて偉そうに書いてるけど、そんな立ち回り方は自分じゃしませんから(笑)。期待値を追うよりも、打ちたい機種を適当に打って負ければ本望なんで。

でも、さすがにこれは打ちたくても打てない、なんていう状況も多々あります。全然回らないとかなら、このホールはよっぽどキツいんだなとして納得できますし、そういう場合には5百円だけ打って帰るからいいんです。でもその機種の持ち味をなくしてしまうようにしてるのは、どうなんだろうと思います。電チューに入れてナンボみたいな機種で、スルーを思いっきり閉めるのとかですね。多少削るのは仕方ないとしても、例えば初代の「牙狼」とか快速消化みたいなキャッチフレーズの機種なのに、無駄にイライラさせらるのってどうなんでしょう。また最近では一旦当たったら打ちっ放しにしなければならない機種がありましたが、補給がつまって打ち出せなくなっているという場面も目撃しました(自分が当たっていたワケではないのが悲しいですね)。店員はなかなか来ないし、来ても新人なのか要領を得ないし、幸いパンク的なことにはなっていませんでしたが、スペックを考えればホール側の対応は最悪レベルなのは間違いありません。そういう機種を入れるなら、補給の点検をあらかじめ行っておくくらいのことがあっても良いハズだと思います。

最近は、こういった無駄なストレスを感じさせることが多いような気がしてなりません。繰り返しますが、回る回らないはどうでもいいんですよ。回らないなら打たないだけですから。でもそれ以外の、ここだけはしっかりしなければダメだろ見たいな部分がちゃんとしてないんです。笑顔で接客も大事なんでしょうけど、せっかく大当たりした客の笑顔を減らすようなことだけはしちゃダメだと考えてもらえませんでしょうか。

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パチンコ・パチスロライター 喜納臭蔵

学生時代にパチンコ・パチスロの魅力に取り付かれて、はや30年以上。黎明期から始めたファン雑誌でのライター活動も20年を超え、このままずるずると続けるしかないなと(やっと)覚悟を決める。ファン側の立ち位置にこだわるが故に副収入は一切ないが、なけなしの財布から年1回のマカオ旅行も継続中。メールアドレス:kusazo@yahoo.co.jp