【水曜】第40回パチンコ雑誌ライター喜納臭蔵の視点

2015.02.04 / 連載

第40回 ジャックポットで10億円は魅力大

前回に引き続きマカオ紀行、今回はゲームについていくつか。まずマカオといえば、やはりバカラ。筆者は椅子に座ることなく、複数のテーブルを渡り 歩きつつ勝負しております。もちろん罫線なんていうのは結果であって、仮にバンカーがどれだけ続いていようが、次の結果はあくまで五分五分。でも 賭けるための理由付けということで、やはりツラを追いかけたくなるもので(笑)。人が集まっているテーブルには良い感じの罫線ができていたりし て、言葉は分からないけどそこにいる人間の気持ちがひとつになっている。その「念」が、さらにツラを伸ばしていくのかなと思います。

また行くたびに新しいゲームがあるのも、マカオの楽しさ。二年前は日本のものと似て非なる麻雀にハマり、今回は独自進化を遂げたポーカーが面白 かったなと。なかなかルールを把握するのは難しく、さらにディーラーも英語があまり話せないということもあって、初見のゲームをプレイするのには 若干勇気が必要だったりしますが、基本的にはカジノのゲームなんて単純なものなので、数回プレイすれば大体のことは把握できるもの。最終的にはバ カラに戻ることになりますが、これから視察だなんだとマカオへ行かれるホール関係者も多いと思いますので、是非色々とチャレンジして頂きたいですね。

そしてマシン大好きな筆者は、テーブルと同じくらいマシンをブン回しているんですが、やはりカジノならではなのがプログレッシブマシン。機械通しが連動していて掛け金を積み上げ、ジャックポットで一気に払い出し。そのなかでも代表格が、日本のパチスロからは撤退してしまったIGTのメガ バックスです(写真2枚目)。今回は最高で7千万香港ドル、日本円で10億円くらいということで、これを狙ってひたすら追いかけましたが、結果はマイ ナーバックスで数百ドルゲットが精一杯。でもこういうゲームに慣れてしまうとパチスロからの興味は遠のくばかりで、帰国後しばらくはホールから足 が遠のいてしまいました。日本にカジノができたら、そういう人が増えるんでしょうか? 客層が違うから大丈夫だなんて言う人もいますが、やはり直 接のライバルになるのは間違いないのかな。またマカオ資金を貯めるためにひたすら働き夏くらいに行ければと計画していますが、そこまでには円安をなんとかして欲しいものであります。

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パチンコ・パチスロライター 喜納臭蔵

学生時代にパチンコ・パチスロの 魅力に 取り付かれて、はや30年以 上。黎明期から始めたファン雑誌でのライター活動も20年を超え、このままずるず ると続けるしかないなと(やっと)覚悟を決める。ファン側の立ち位置にこだわるが故に副収入は一切ないが、なけなしの財布から年1回のマカオ旅行も継続 中。メールアドレス:kusazo@yahoo.co.jp

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