【不定期連載】P店人が教える新台の使い方〜第3回
2014.06.03 / 連載「CRドキッ!丸ごと水着 女だらけの水泳大会」の電チューサポート中を管理してみましょう。
日々の激務お疲れ様です<(_ _)>
今回は5月26日(月)から導入が始まりました「CR女だらけの水泳大会MAX」ついてです。パチンコマニア向けの当記事においては、ホールコンのデフォルト項目では管理が難しい釘活用の方法を日々考えていきたいと思います。
ご存知の通り、当機種は「電サポ中の大当りの50%が100%を超えるBAになる」という機能があります。まず当機種のメーカー様シミュレーションによる出玉率100%時の数値(図1)とホール様の実績値(図2)を見比べてみましょう。
(図1)メーカー様シミュレーションによる出玉率100%時の数値 (写真2枚目)
(図2)実績 ホール様出玉率100%例(写真3枚目)
導入ホール様においてBAはメーカー様発表のものに近い水準(図2)で活用されていますが、補正T1Yと、特にSAが想定値を上回っているようです。
ここでこんな問題が発生します。
「BAを下げたいけど下げすぎると高BAウリにしたゲーム性が損なわれてしまう!」
「しかし、できる限りBAを下げた管理をしてSに還元したい!」
このジレンマを多くのホール様がいだいていらっしゃるようなので、BA=83に変化させた場合の詳細(図3 ※高BA=HIP中 他BA=騎馬RUSH中&時短中)を掲載いたします。(写真4枚目)
一口にBAと言っても、電サポ通常中(時短中)と電サポ確変中(高BA以外)は、特賞履歴から判別が不可能なため、データ上ではこれらが混同しています。特賞履歴からSAの違いを元に集計し「高BA時」を判別して図3を集計いたしました。
上記から、
「BAを95から83に下げても、高BA中はちゃんと増えているし、SAも大した変化がないという点から、ゲーム性に大きな影響はない可能性がある?」
と考察することができます♪
当機種は前述した通り、「100%超えるBA」と「そうでないBA」が混在しています。日毎、個別の管理方法が困難な機種なのです。
本機の電チューサポート中を管理するには、
「電サポ中S入賞(黄出力)×1(賞球数)÷電サポ中アウト×100 」
「T2S1×1÷T2アウト×100」
という計算BAを求め、電チューの入賞具合を確認していきましょう♪
BA=83前後ですと計算BAは約43になりますね(^^)
※計算BAとは、始動口に入賞した個数から割り出したBAのこと。43ということは、BA=95だと残り52はアタッカーからの賞球であることが分かります。
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P店人
P業界に従事し、パチンコホール営業にも詳しい謎の人物。PiDEA誌面でも「だからダメなんだよ!」という連載を持っていた。遊技機やホール営業数値に対して深い知識を持ち、業界内からセミナーなどの依頼も多いという。ツイッターは@ptenjin。