「撤去はほぼ100%完了」喫緊の課題はのめり込み/全日遊連

2017.01.25 / ホール

1月20日、全日遊連は全国理事会を東京新橋の「第一ホテル東京」で開催した

冒頭、阿部恭久理事長は「検定機と性能が異なる可能性のあるパチンコ遊技機問題」に触れ、「期限を守るべく取り組んだ結果、ほぼ100%に近い対象遊技機機を回収・撤去できた」と述べた。また、「今私たちが、さらなる取り組みの強化に向け着手すべき問題は、のめり込み対策である」とし、「新たに『遊技関連依存問題検討プロジェクトチーム(PT)』を立ち上げる。これに関連し、パチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会(※注/1月27日開催)で『パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題に対する声明』を発表する予定になっている」と報告した。

依存遊技関連依存問題検討PTのメンバーは、リーダーに大野春光(岐阜)、委員に小島豊氏(東京)、趙栄日(群馬)、段正峰(大阪)、森口司(和歌山)、浅野哲洋(石川)、真城貴仁(愛知)の各氏に加え、専門委員として西村直之(RSN代表理事)が就任した。

理事会では、警察庁の小柳誠二保安課長「パチンコ依存問題対策の取り組み強化」「射幸性の抑制の実現」「適切な賞品提供の徹底」などについて講話した。

写真1.全国理事会冒頭であいさつをする阿部理事長
写真2.「第一ホテル東京」で行われた平成29年初の全国理事会

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