「パチンコアイデアGP」ファイナルラウンド開催/ダイナム

2019.10.29 / ホール

10月27日、ダイナムは同社が主催する「ダイナム杯パチンコアイデアGP2019」のファイナルラウンドを東京・荒川区の本社で開催した。

「ダイナム杯パチンコアイデアGP」は一般学生を対象に、「世の中にない自分が打ちたい・打たせたいパチンコ台」を考えるコンテスト。提案に根拠があるか、実現できる提案か、パチンコ経験者(未経験者)が打ちたいと思えるかを基準に審査が行なわれる。
昨年に続き2回目の開催となった今年は46組・168名から応募作品が集まり、書類選考の1stラウンド、実際にプレゼンが行なわれた2ndラウンドを経て、8組・13名のファイナリストがダイナム本社でのファイナルラウンドに挑んだ。

見事に優勝、GPに選ばれたのはG&Eビジネススクール大阪校の山口航之介さんで、作品名「CHANCER HANTER」は前面ガラスにタッチパネルを使用し、画面内を360度自由に動き回れるというもの。タッチ操作で隠されたチャンスアップを見つけるなど自分から積極的に楽しめ、さらに実現性の高いアイデアが高く評価された。
ほかにも女性ファイナリストからはデートに使えるプラネタリウム搭載型パチンコ、遊びながらダイエットもできるパチンコなど、女性ならではのアイデアが盛り込まれたパチンコ台のプレゼンが。またダイナムでスタッフとして働くファイナリストからは、お客様を癒すマッサージ機能付きパチンコなども紹介された。

ダイナム代表取締役の藤本達司氏は「ファイナリストの皆さんの作品は、いずれも新しいゲーム性で未来の可能性を感じました。今のパチンコは射幸性が支持されていますが、その結果として本来の楽しさの幅がだんだん狭まっています。だからこそ射幸性よりゲーム性、楽しさを提案していただいた作品には夢がありますね」と総括が述べられ、「皆さんアイデアをいいとこどりできれば、すごく良いものができると思います。PB機チームで早速取り入れたいです」と、PB機にアイデアを反映していくとしている。

さらに「10年、20年後を見据え、若い力やアイデアを業界内に取り入れていきたいです」と、「ダイナム杯パチンコアイデアGP」を通じて業界への人材獲得を目指していると語られた。
なお広報担当者によると、来年も続けて開催することを予定しているとのこと。

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