「コミケ96」に73万人が来場、藤商事がブース出展

2019.08.19

撮影︓コミックマーケット準備会

世界最大級の同人誌展示即売会「コミックマーケット96(以下、コミケ)」が8月9日から4日間、都内の東京ビッグサイトで開かれ、4日間での来場者数は過去最高の73万人を記録した。

マンガ表現の可能性を追求し、ファン同士がコミュニケーションするための場として1975年に始まったコミケは、夏(8月)と冬(12月)の年2回実施されるイベント。回を追うごとに参加サークルや一般参加者が増え、2018年12月に開催されたコミケ95には57万人が来場している。

業界関連企業では、藤商事が人気コンテンツ「緋弾のアリア」を引っ提げブースを出展。購入者限定のグッズなどの購入特典も用意される中、CD3枚組「オリジナルキャラクターソングコンプリートベスト」やアクリルスタンド、A4クリアファイルなどを販売。グッズは「緋弾のアリア」関連のみならず、「地獄少女 宵伽」や「FAIRY TAIL」など遊技機でもお馴染みのコンテンツグッズも販売し、どれもコミケ特別価格で提供。ブース前は購入を求めるファンに埋め尽くされ、熱気に包まれていた。

他にも、「アリア缶バッジカプセル」の入ったガチャガチャ前では、各々がゲットしたバッジをトレードし合う姿もあるなど、まさにファン同士のコミュニケーションを図る場となっていた。

ブース内では、好評稼働中の「P緋弾のアリア」を使ったゲームも実施。見事大当たりを掴んだファンには赤松中学さんのサイン入りスペシャルブック「スカーレット・フェスタ」が贈られた。実機をスマートフォンで撮影していたファンに話を聞くと、「コミケにはいつも遊びに来るが、今回は緋弾のアリアグッズが豊富で嬉しい。実はパチンコも好きで初代も家に置いてある。最近のパチンコは演出が派手すぎて逆にゲーム性が分かり難いので、もっとシンプルな作りにしてほしい」という貴重な声も聞かれた。

会場では他にも、オーイズミの宣伝担当「1000ちゃん」のオリジナルグッズを販売するブースもみられ、夏コミ限定特典付きの商品や、北海道イベントで販売したグッズの再販も行われていた。

1000ちゃんグッズを扱った工画堂スタジオブース

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