MGMが築地をカジノ建設の候補地に?

2014.08.21 / カジノ

8月19日、ブルームバーグによると、米カジノ運営企業のMGMリゾーツ・インターナショナルが、移転後の東京・築地市場跡地を統合型リゾート(IR)建設候補地に挙げていることが明らかになった。今年3月、同社CEOのジェームズ・ミュレンが築地を視察し、同地をお台場に次ぐ候補地のひとつとして検討しているという。

築地市場は、約23万1000平方メートルの土地を有しており、都の関係者も移転後の土地の一部を民間に売却することを「有力な案のひとつ」としている。築地は銀座など外国人観光客がよく訪れる場所からも近く、お台場よりも地価が高いが立地は良い。香港の投資銀行CLSAのアナリストによれば「(築地は)東京では他に比肩する場所は無い。カジノ運営会社はコストがかかったとしても非常に魅力的に感じるだろう」と話している。

築地市場はすでに豊洲への移転が決定しており、現在2015年を目指して建設工事が進められている。

画像:© eyetronic - Fotolia.com

MGM, ジェームズ・ミュレン, ブルームバーグ, ミュレン, 築地, 豊洲