オペラ界のトップが一堂に会す「神イベント」にガーデングループが特別協賛

12月3日、ガーデングループ（株式会社遊楽）は、東京都港区のサントリーホールで開催された「第6回オペラ歌手紅白対抗歌合戦～声魂真剣勝負～」に特別協賛した。オペラ界を代表するトップクラスのオペラ歌手21名が一堂に会し、紅白に分かれパフォーマンスを披露した。その豪華さから、ファンの間では、「（オペラ紅白は）神イベント」と囁かれているほど。

 

オーケストラは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が務め、指揮は紅組に齋藤友香里氏、白組に村上寿昭氏がタクトを振るった。MCは例年通り、本田聖嗣氏が軽快なトークと解説で場を盛り上げた。

勝敗を決めるのは来場者だ。入り口ですべての来場者に手渡されるパンフレットには、曲目解説など当日のプログラムが紅組と白組に色を分けて掲載されている。すべてのプログラムが終了後、来場者は勝ったと思った方の色を舞台に向けて一斉にそのパンフレットを掲げる。そしてその色を麻布大学野鳥研究部がカウント、集計する。結果は紅組993票、白組728票で赤組が優勝となった。

株式会社遊楽は第1回の2016年から「オペラ歌手紅白対抗歌合戦～声魂真剣勝負～」に協賛を続けており、「今後もCSR活動を経営の重要なテーマに位置付けて、地域への協賛、環境保全に関する活動をはじめ、文化振興、被災地支援など様々な取り組みを行ってまいります」とリリースで発表している。

また、今年は東日本大震災より10年目の節目として、オペラ後半の部が始まる前に特別企画を開催。楽器製作者の中澤宗幸氏が東日本大震災での津波による流木で作ったヴァイオリン（TSUNAMIヴァイオリン）を夫人の中澤きみ子氏が伴奏し、俳優の高橋克典氏による被災地復興への願いや命の尊さなど祈念する詩の朗読が行なわれた。

 

以下詳細

ガーデングループ プレゼンツ
第6回 オペラ歌手紅白対抗歌合戦～声魂真剣勝負～

日時　2021年12月3日（金）　18時30分 開演
会場　サントリホール・大ホール
指揮　齋藤友香里、村上寿昭
管弦楽　東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会　本田 聖嗣
協力　麻布大学野鳥研究部

 

歌手と曲目一覧

紅組
歌手名	曲
①森谷真理（ソプラノ）	W.A.モーツァルト：『イドメネオ』より「オレステとアイアスの苦しみを」
②小林厚子（ソプラノ）＆金子美香（メゾソプラノ）	G.プッチーニ：『蝶々夫人』より「花の二重唱」〜二重唱〜
③砂川涼子（ソプラノ）	A.ドヴォルザーク：『ルサルカ』より「月に寄せる歌」
④鳥木弥生（メゾソプラノ）	C.サン=サーンス：『サムソンとデリラ』より「あなたの声に私の心は開く」
休憩
⑤桜井万祐子（メゾソプラノ）	G.ドニゼッティ：『ラ・ファヴォリータ』より「ああ、私のフェルナンド」
⑥幸田浩子（ソプラノ）＆林美智子（メゾソプラノ）	V.ベッリーニ：『ノルマ』より「ご覧なさい、ノルマ」〜二重唱〜
⑦木下美穂子（ソプラノ）	G.ヴェルディ：『イル・トロヴァトーレ』より「静かな夜」
⑧佐藤美枝子（ソプラノ）	G.ヴェルディ：『椿姫』より「ああ、そは彼の人か〜花から花へ」

 

白組
歌手名	曲
①宮里直樹（テノール）	G.ドニゼッティ：『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
②彌勒忠史（カウンターテナー）	W.A.モーツァルト：『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」
③伊藤貴之（バス）	C.グノー：『ファウスト』より「眠ったふりをせずに」
④小原啓楼（テノール）＆上江隼人（バリトン）	G.ビゼー：『真珠採り』より「聖なる神殿の奥深く」〜二重唱〜
休憩
⑤大西宇宙（バリトン）	G.ヴェルディ：『仮面舞踏会』より「お前こそ心を汚す者」
⑥西村悟（テノール）＆清水勇磨（バリトン）	G.ヴェルディ：『ドン・カルロ』より「友情の二重唱」〜二重唱〜
⑦須藤慎吾（バリトン）	G.ヴェルディ：『オッテロ』より「イアーゴの信条」
⑧笛田博昭（テノール）	G.プッチーニ：『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」

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