大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「S1000ちゃん」

2019.12.23 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は1月6日導入開始予定「Sパチスロ1000ちゃん」(オーイズミ)全国5,000台予定

オーイズミの公式オリジナルイメージキャラクター「1000(せん)ちゃん」が遂にパチスロ機としてリリース開始!
本機は2013年の「1000ちゃん」初披露から構想され続けており、5号機時代に何度かリリースの噂が流れていた。

長い年月をかけて機械開発に取り組んで来たのはもちろんの事、その裏では公式キャラクターとしての知名度やファン獲得の為にWEBアニメやイベントなど積極的に展開してきたことで、キャストによる有料ライブイベントを行うまでに成長したコンテンツとなっている!中でもTwitter上で昼時に「お昼だぁー」といったツイートを定番化して、ファンも同調してツイートするルーティーンが完成しているのが大きく目立つ。

機械開発としても「第4世代スペック」と銘打ち挑戦したスペックとなっており、企業努力の結果が結び付く事に期待したい!

スペック


そんな本機はA+AT機となっており、基本情報は以下となっている。

基本スペック
設定 BB確率 RB確率 BB/RB合算 AT初当り確率 トータル合算 出率
設定1 1/320 1/455 1/188 1/446 1/132 97.5%
設定2 1/312 1/443 1/183 1/432 1/129 98.8%
設定3 1/298 1/420 1/174 1/409 1/122 100.7%
設定4 1/280 1/379 1/161 1/388 1/114 103.5%
設定5 1/263 1/343 1/149 1/361 1/105 106.0%
設定6 1/242 1/317 1/137 1/334 1/97 110.0%

 

通常・AT仕様
50枚ベース 約37.5G
ボーナス仕様 BB平均150枚・RB平均60枚/消化中AT抽選
AT仕様 押し順
AT純増・期待枚数 約2.0枚・約420枚
天井詳細 ボーナス&AT間777Gで確定CZ突入(AT確定)
AT「1000★CHANCE」詳細 30G/SET中に上位ATを目指す・30G消化後はCZ突入
上位AT「1000★PARTY」詳細 20G/SETのST方式・ループ率65%〜83%
最大7SET継続で「お昼だぁ~★ちゃれんじ」発生
「お昼だぁ~★ちゃれんじ」詳細 1:1で「PREMIUM1000★CHANCE」突入or「1000★CHANCE」ストック
「PREMIUM1000★CHANCE」詳細 1000枚の差枚管理AT
「PREMIUM1000★CHANCE」突入契機 ①「お昼だぁ~★ちゃれんじ」成功
②エピソードBB:CZ中BB当選の一部(約8回に1回)
③フリーズBB:通常時から約1/65536
④RB中のAT抽選「一確チャレンジ」2回成功

通常時はレア役でボーナスとCZ当選を目指し、AT当選契機はボーナスからとCZからがおよそ1:1となっている。

ATは「天下布武」のような多段階ATで、下位AT中に上位ATへ突入させ、リミット到達時の最上位ATを目指すもの。上位AT転落後は減算状態ではあるものの、必ず引き戻しを掛けたCZへ突入する仕様となっている。また上位AT中のボーナスは次回継続が確定するので、リミット到達へと近づく要素だ。

本機の特徴としては6号機初となるアシスト機能とリアルボーナスを搭載したA+ATで、50枚ベースも約37.5Gと6号機では低めの設計値なこと。それに伴いコイン単価も約2.6円が想定され、合算確率が高確率な仕様でありながら6号機の中でも低くない数値となっているのだ!

演出


メーカーオリジナルの萌えキャラポジションとなる事から「ツインエンジェル」のようなテイストとなっている。

特徴的な点として、オーイズミのメイン事業であるホール設備を利用した演出があり、メダルサンドや島リフターなどを模した武器での攻撃や「1000ちゃん」のキャラ設定でもある『メダルを食べたら成功』など業界あるある的な演出が多く存在している。

そしてキャラ育成の展開で行われたライブでも人気の楽曲が多く搭載されている。

ポイント


本機「Sパチスロ1000ちゃん」の訴求ポイントはコンテンツ&スペックとなる。

正直な所、コンテンツ自体はファン以外への知名度がそこまで高くない。その点を考慮し、1000ちゃんのこれまでの展開や実績の訴求が必要となるだろう。

そして本機一番の特徴であるスペックはメーカーのキャッチを利用して「第4世代SPEC!!A+AT」を全面的に推し出すべきだろう。状況が異なるとはいえ、1年ほど前の旧基準機が多く残存する中にあった5.9号機で一定の業績を残したのは「H.O.T.D」や「ディスクアップ」とA+ART機であり、リアルボーナスとアシストを組み合わせたスペックはどの時代でも内規の影響を多くは受けて来なかったもので、ニーズが高まる可能性を秘めていると言えるだろう。

差枚1000枚管理の一撃トリガーである「PREMIUM★1000CHANCE」が現実的な契機から突入できる点も効果的となるだろう。

 

6号機がリリースされ始めて1年以上が経過したが、リリースされたスペックの90%以上は純ATタイプとなっており、ユーザーに飽きられる傾向が顕著となっている。
ユーザーに飽きられない為には、本機のように市場にないスペックや仕様が増える事が必要だ。その点で本機のニーズが高まる事に期待したい!その為にはコンテンツ認知の有無で触れることすらない可能性も考慮してスペック訴求を強くするなど、自店客層に合わせた訴求を心がけたいところだ!

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