大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Pビッグドリーム2」

2020.01.06 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

明けましておめでとうございます!

昨年は新規則機のリリースが中心となり、時代を進めた年だった。
今年は新旧転換を本格的に進めなればならない勝負の1年。機械性能の変化も期待されるので、投資先の選択が問われる年となる事だろう。

今年も本講座や不定期配信の機種評価を通して、参考になる内容をお届けしたいと思う。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

新年の挨拶はさておき、今週の紹介機種はコチラ。
1月20日導入開始予定「Pビッグドリーム2~激神~」(銀座)全国15,000台予定

非液晶のオリジナルコンテンツでありながら出玉スピードだけで名機と謳われるほどまで上り詰めた「CRビッグドリーム~神撃~」の正統後継機がリリース開始!過去にも「CR究極神判」などの類型機種がリリースされたが、コンテンツやスペックの違いもあり実績は振るわなかった。
本機には未だ高実績を残し続けている前作のような活躍に期待したい!

スペック


そんな本機のスペックは約1/319.7のV確LOOPタイプとなっている。基本スペックを確認してみよう。

《基本スペック》
通常時大当り確率 約1/319.7
確変時大当り確率 約1/127.0
確変仕様 LOOPタイプ
時短回数 0回or次回まで
初当り時RUSH突入率 約55%
RUSH継続率 約80.5%
RUSH期待玉数※初当り含まず 約5,400個
RUSH中SA SA56
下限算定値ベース B32

 

《大当り振分》
特図1 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 振分
10R 約1,500個 次回まで※ 50%
2R 約300個 次回まで※ 5%
2R 約300個 0回 45%
特図2 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 振分
10R 約1,500個 次回まで※ 80.5%
ショート開放 0個 0回 19.5%

※時短回数は10,000回なので実質で次回まで

スペック概要から分かるように、確変時大当り確率が約1/127.0と低めとなっているものの、消化速度が驚異のSA56と約2分半で当選する仕様となっている。
さらに大当り開始とラウンド間インターバルなども非常に速い仕様となっている事から、前作の特徴となる〝速度〟を継承し、直近の確変ループ機では圧倒的な速度を有しているのだ!
とは言え、規則の兼ね合いで前作のように払出の遅れが蓄積する程ではないので過度な期待は注意となる。

そして前作同様に【天国と地獄】のような振分も健在である!初当りからMAX出玉獲得かつRUSH突入、さらにRUSH継続時はALL MAX出玉と出玉に特化している一方、通常振分時は小出玉&時短0回と非常に差が大きい!

演出


前作が非液晶タイプの7セグ機であった事に対して本機は液晶でのナンバー演出へと仕様が変更された。
とは言え、全体的にシンプルな作りとなっており、前作を踏襲したチャンス目による予告や初当りまでの演出フローの9割はおなじみの『ジャッジメント』を経由し、まさに後継機といえる仕様だ!

ポイント


本機「Pビッグドリーム2~激神~」の訴求ポイントは『スペック』となるだろう!

前作が一定数残っている状況ではあるものの、店舗や地域毎に導入状況の差があり状況に応じて訴求内容が異なるだろう。
ただスペックに関してはどんな状況下でも共通であり、残存している「CRビッグドリーム259」に引けを取らない性能を有していることもあり、本作ではスペック訴求に注力すべきだろう!

「P機」では希少な高継続スペックの確変ループ機となり、さらにはRUSH継続時出玉がALL MAX出玉を有している性能は「P機」では唯一無二のスペック。この点で新台ユーザーを始め、パチンコのメインターゲット層となる中高年層の勝額ユーザーへ効果が期待できるだろう!

 

冒頭の挨拶でも触れたように、2020年は新旧転換を進める事が業界マターとなる。

ただし機械の入替をするだけの単純な事ではなく、絶対的にユーザーニーズの維持・向上が必要となるのは言うまでもない事である。電サポ要綱の解釈基準の変更などにより今までにない魅力を有した遊技機がリリースされる可能性もあるので、ユーザーニーズの転換を意識しながら新機種訴求を行ってもらいたい!

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