三木流「パチスロ機種別マル秘設定術」

2014.11.22 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

[第25回]6を匂わすための偶数設定の重要性

皆さんこんにちは!!

25回目の連載になりました。今回は、パチスロの設定に関する考え方を述べていきたいと思います。設定に対する期待が機種によって変わってしまうという傾向が強まっています。

 「バジリスク絆」

「モンスターハンター月下雷鳴」

「まどか☆まぎか」

さて、これらの機種群に言えることは一撃性能が控えめながらも(もちろん事故はおきるが)、設定判別要素が多すぎることもありますが、奇数偶数の挙動がわかりやすい点が挙げられます。従ってここぞというイベントや特定の集客日(ライターイベント、芸能人イベントなど)にとって非常に大きい力になる機種群と言えます。 一方、以下が設定が期待されない機種群です。

「スーパービンゴネオ」(客の引きに左右されすぎる)

「アナザーゴッドハーデス」(設定判別の時間効率が悪い)

「北斗の券転生」(大半の客層が「北斗」好きのユーザー)

ハイリスクハイリターンの一撃必殺台が多いですね。という事は設定の使いどころが重要になる機種と、ならない機種が分かれるという事になります。という事はやみくもに設定を使っても効果のない機種と、効果のある機種の差が大きいという事です。

ということは、収益が取れる機種群と、収益が取りにくい機種群がより細かくなってきたという事でしょう。あくまで設定を使う前提になりますが。そして、設定看破しにくい機種でも「サラリーマン番長」のように遊技していれば「設定6だよなー」という機種も増加傾向にあるように思われます。

つまり今後パチスロ規制以後の機種に関しては設定の使い方が重要になるのは言うまでもないですが、特に6はわかりやすい機械も増加するかもしれません。集客イベント等の手段が減少している現状、6を見せ台に集客するという手法が主流になる可能性も示唆していると思います。

もちろん低設定の、事故率がスペック的に減ることが予想さるので、普段は粗利確保、ここぞという場面で設定6を投入するような、メリハリをつけた営業が必須になっていくのかなと感じています。6を匂わすための偶数設定の重要性が今以上に増していく可能性も大きくなるかもしれません。いずれにせよ、今まで以上に機械の勉強が必要になると言えます。新台による集客効果が薄まっている現状を考えるとなおさらといった感じもありますが、皆様どうでしょうか。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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