大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P海物語IN沖縄5withアイマリン」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
＃204

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今週の紹介機種は「Pスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン」
9月5日導入開始予定
メーカー：三洋
目標40,000台予定

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新規則への完全移行となる2022年1月末のX-DAYまでいよいよ半年を切った。
各旧基準シリーズ機の移行準備も進んで来ている。

パチンコ史上最大規模を誇る海シリーズの移行も佳境。当初に不安視されていた供給問題だが、コロナによる経過措置延長によって緩やかに目途が立ってきている。

そんな新規則の海の中で、本機はライト帯の最終供給となる見込みだ。いまだ根強いファンのいる前作「沖海4アイマリン」のように本機も新時代を牽引してくれる事に期待したい。
一方で時代を牽引してくれるようにするためには我々ホール側の努力が問われる機種でもあることは忘れてはならない！

スペック

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現在も人気の前作と比較をしながら、基本スペックを確認してみよう。

基本スペック
比較機種	PA沖海5	CRA沖海4
通常時大当り確率	約1/99.9
RUSH仕様	ショートST＋時短
ST時大当り確率	約1/9.9
ST突入率	100%
RUSH仕様	ST5回+時短25 or 50 or 100回
ST継続率	約41.3%
MAX出玉・比率	10R 1100個：10%	16R 1408個：5%
MINI出玉・比率	5R 550個：90%	6R 528個：95%
遊タイム	非搭載

 

大当り振分（特図12共通）
ラウンド数	出玉（払出）	状態移行	振分
10R	約1100個	ST5回+時短100回	10%
5R	約550個	ST5回+時短50回	57%
5R	約550個	ST5回+時短25回	33%

基本的には前作を踏襲しつつ、若干のスペックアップがなされた仕様。
MAX出玉では前作の方に軍配が上がるものの、実獲得となる純増差玉と振分差によって1回当りの期待獲得出玉では今作の方が30個ほど多くなり、時短回数の振分も増加している。
当然ラウンド数の差による出玉速度も向上しており、完全に上位互換といえるだろう。

100%で突入するショートSTは継続率こそ41%程度だが、時短込みの均した継続期待値は約63%と低くない性能だ。シリーズ機最高峰のMAXラウンド比率となっており、時短100回時のST込み継続率は約78%にも上る！

演出

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「沖海5」同様に新筐体『クリスタルシェル』となっており、演出ベースも同様だ。

通常時は定番の4モードが選択可能で、ST中は本機専用一発告知の『アイマリンモード』が追加されたいる。アイマリン登場でMAXラウンド当選期待度が一気に跳ね上がるのが特徴。
アイマリンの演出は盤面、図柄、全回転と多岐に渡り、本機先行公開となる最新楽曲も搭載されているのだ！

スペックを活かした保留連の演出も複数用意されており、複数ストック演出も搭載されている。

ポイント

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本機「Pスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン」の訴求ポイントはコンテンツ＆スペックとなるだろう！

コンテンツというと「甘の沖海」ということではなく、アイマリンを訴求するべきだ。前作から実機に搭載されたアイマリンは、関連動画の再生回数が総計1億回以上を稼いでいる程の大人気コンテンツとなっており、幅広い層からの支持を得られる可能性がある。

そしてスペック面では前作からのスペックアップであることを重点に置き、さらに遊タイム非搭載である点もあえて訴求する事で、より強化スペックであることを効果的に伝えられるだろう。

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本機はベース機「沖海5」同様に遊タイム非搭載だ。
甘海の中心層が低貸メインの高年齢層となっている現市場において、アイマリンをキャッチとして若中年層を高貸の甘海に取り込み、さらにハイミドルの海へと誘導をする事を目指しても良いだろう。

遊タイムの在り方もまだまだ試験的な状況であるが、ユーザーの知識によって勝ち負けが左右されるような仕様のため、海物語シリーズに限ってはメイン層の情報弱者比率が高い状況から考えれば幅広い層をターゲットにした展開はリスクも多い。
「沖海5」シリーズは遊タイムが非搭載なだけに、純粋に遊技環境だけが勝ち負けの要素となるので、直近シリーズの中でもより幅広い層との共存を目指せる機種となっている。その点を大いに生かした営業に注力する事こそが、ユーザー数の維持かつ機械回転を抑える『WIN-WINの関係』に繋がると言えるだろう！