大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Pカイジ5」

2021.04.26 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#192


今週の紹介機種はP弾球黙示録カイジ5」
5月23日導入開始予定
メーカー:高尾
目標5,000台予定


様々なジャンルのコンテンツがある中、唯一無二ともいえるギャンブル題材である「カイジシリーズ」は業界の中でも大きな存在になっている。そんなシリーズから最新作がリリース開始だ!

今作は「沼」ではなく無印の最新作となる。5作目となる本機は原作最新章を題材とした演出を多く含むシリーズファン待望の最新作に仕上がっている!

 

スペック


そんな本機はハイミドルの1種2種混合機で、2種類のスペックがリリースされる。両スペックを並べて紹介しよう。

P弾球黙示録カイジ5 電撃チャージ
  Ver.A Ver.B
RUSHタイプ 1種2種混合・擬似転落式タイプ
大当り確率 1/319.6
右打ち中当選確率 約1/6.2 約1/8.1
右打ち転落確率 約1/24 約1/36.9
RUSH突入率 約64.9% 約61.7%
トータル継続率 約82.6% 約84.1%
払出個数 特図1:10R…500個
特図2:4R…600個/10R…1500個
特図1振分(ALL500個) RUSH直行:50%
時短1回+残保留1個:50%
特図2振分 10R:79.5%
4R:20.5%
10R:67.1%
4R:32.9%
遊タイム 非搭載
時速出玉 約30,000個

RUSH突入は「シンフォギア」のようないわゆる突破型メインではなく振分がメイン。とはいえ本機の特徴的な部分として非突入の振分の場合でも2回転だけの突破抽選を受けられることがポイントだ。

RUSHは「ひぐらし廻」の上位RUSHのように2種抽選の擬似転落式となっており、転落後は残保留1個で引き戻し抽選が行われる。

2種類のスペックはRUSH中の確率とMAX出玉の比率に差が設けられており、2種抽選の小当り確率の差が時短突破の当選率および転落時の引き戻し率の変化を生み、結果的に突入率と継続率の差を作り出している。

 

演出


原作漫画において現在進行形で展開されている「和也編」が通常時のメイン演出となっている。

そしてRUSH突入をジャッジするラウンドバトルはお馴染みの〝鉄骨渡り〟が展開。RUSH中の多くは即当り演出でスピーディーに消化され、転落orMAXラウンドを掛けたジャッジバトルもお馴染みの〝Eカードバトル〟となっている。

液晶下部にある役物「利根川ギミック」は土下座するような動きで、演出のチャンスアップや引き戻し時に可動し〝玉の動き〟も利用した演出となっている。

 

ポイント


本機「P弾球黙示録カイジ5」の訴求ポイントはコンテンツ&スペックとなるだろう!

コンテンツに関していえば、業界だけにとどまらず多くのメディアにてニーズのあるシリーズとなるので、〝新章〟と認知出来るキャラである「和也」を訴求する事が効果的となるだろう。

そしてスペックにおいては、市場には希少とも言える仕様を訴求する事が効果的だろう。

先週導入された「ウルトラマンタロウ2」の初動は、主観にはなるが予想よりも劣る実績となっており、傾向としてもハイミドル2種突破型の実績はなかなか厳しいものとなっている。本機は実績の高い「まどマギ2」同様の振分による突入仕様に加え、これも実績のある「ひぐらし廻」と同様に擬似転落式をメインRUSHとした仕様の訴求が効果的となるだろう!

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