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コンテンツ業界となってから20年以上が経過し、業界での活躍によりコンテンツが発展する「牙狼」や「エヴァ」のようなWIN-WINの関係性が築き上げられる事も多くなってきた。
本機に関しても、アニメーションの評価は高かったものの12話1クール分しか放送されておらず、遊技機では大きな区分で3タイトルがパチンコ・パチスロ療法でリリースされたコンテンツとなった。
今作では全国版オリジナルストーリーを遊技機で初映像化する。スペック規則・内規の幅に限界がある以上はコンテンツにて遊技機差を付ける事が重要となっている昨今、コンテンツ自体の育成も業界マターとなっている事も考慮しつつ、本機には期待したい!
そんな本機のスペックは100%突入STのライトミドルとなっており、現市場NO.1である100%ST機である「とある」と比較して性能を確認してみよう。
基本スペック | ||
比較機種 | P織田信奈 | Pとある |
RUSHタイプ | 100%突入2種ST | 100%突入ST |
通常時大当り確率 | 約1/199.8 | 約1/319.8 |
RUSH中大当り確率 | 約1/80.9 | 約1/99.9 |
ST回数 | 104回 | 154回 |
RUSH継続率 | 約72.6% | 約78.8% |
RUSH期待連荘数(初当含む) | 3.65回 | 4.71回 |
特図1出玉 | ALL約420個(3R) | ALL約400個(4R) |
MAX出玉(特図2) | 1400個 | 1500個 |
MAX出玉比率(特図2) | 52% | 70% |
遊タイム | 通常500回後2種時短 | 通常800回後時短 |
RUSH後遊タイム間回転数 | 396回 | 800回 |
RUSH後遊タイム到達率 | 約13.7% | 約8.16% |
大当り振分 | ||||
ラウンド数 | 払出出玉 | 終了後状態 | 振分 | |
特図1 | 3R | 約420個 | 2種時短100回+保留4回 | 100% |
特図2 | 10R | 約1400個 | 2種時短100回+保留4回 | 52% |
3R | 約420個 | 2種時短100回+保留4回 | 48% |
上記のスペック表よりRUSH性能は確率が高い分、継続率及び最大出玉比率は「とある」と比較して落ちる仕様となっている。しかし、RUSHの抽選が2種となっている事から遊タイム到達率が現市場でも最高峰の到達率となっているのだ!
遊タイム中は2種&特図2抽選となる事から当選濃厚かつMAXラウンド当選が狙える仕様と遊タイムが大きなゲーム性となっているスペックとなっている。
原作が同じとなるのでシリーズを踏襲したものとなっているが、新たに本機で初登場となる“武田信玄”“滝川一益”の演出が加わっている!
ユーザー任意でキャラカスタムが可能となり、選択キャラに演出期待度が変化する仕様となっている。そして、筐体盤面上のデバイス『エアーブースト』により一発告知も搭載されている。RUSH中は即当りゾーンとバトル演出をメインとしたゾーンとに分かれている。
本機「P織田信奈の野望-全国版-」の訴求ポイントは『スペック』となるだろう! コンテンツは姫武将系のコンテンツが「乙女」「戦コレ」「恋姫」と非常に多いコンテンツがリリースされているので、唯一男性主人公が描かれるハーレム系とはなっているもののタイトルと新キャラが登場する程度の訴求で十分だろう。
訴求するべきは本機最大の特徴となるスペックとなり、『100%突入ST』『RUSH後396回転で当確遊タイム突入』というオンリースペックを訴求する事が重要となる!
冒頭で触れた通り、コンテンツによる差が重要となった遊技機事情から確率でのコース分けの効果も大分薄れて来ている。商品陳列において重要な“回遊”を意識して“戦国姫系”コンテンツ以外にも「とある」の近くに配置しても回遊が見込め、相乗効果に期待出来るだろう!